北の大地の森守
野口具秋です
世界遺産に登録されている北海道・知床半島の自然を守る
ナショナルトラスト運動(募金による自然保全運動)が終了後も
保全の取り組みが続いているようです。
知床峠のセンターで100平米の募金に参加したのは20年も前になります。
子ども2人は高校生でした。センターに名前が登録されています。
車にキャンプ道具を積み込み、温水の沢を20分登り、
滝壺の温泉・カムュワッカの湯やクマには遭遇しませんでしたが、
キタキツネと対面し感動し、懐かしい風景が思い出されます。
心ない人が、木の枝を折ったり、エゾシカが苗木を食べてしまったり
苦労は絶えないようです。
運動は日本中に広がりつつあるということです。
倉本聰さん脚本演出のあまりにも有名なテレビドラマ「北の国から」の
五郎さん、純君、蛍ちゃんの3人の主人公が織りなす人間ドラマ。
四季折々の富良野の大自然を背景に繰り広げられました。
最終回は知床半島の番屋でクマと共生する純君のシーンが印象的でした。
81年から20年間、その後は数年に1回特別ドラマとして放映、
09年には最終回を迎えました。
関係者が高齢化して引退、ドラマの質が変わってしまうのです。
何度も何度もテントを張った北の大地。
時を超え、人々は自然と共生し守り育てる時代なりました。
親となった娘と息子は知床の地に名前が刻まれていることを
覚えているだろうか。
知床の地に名前?
まったく覚えてないです。テントの隣の家族が面白かったね。