視察報告

日曜日担当の金森です。

先日博多にある「株式会社天使の鈴」(敬称略)に視察に行ってきました。
この会社は、介護保険指定の「福祉用具貸与事業者」です。
しかし、一般的な介護用品のレンタル事業所とは一線を画しています。
つまり、介護保険の適用を第一には考えておらず、
介護等の「コンシェルジュ」をこの会社の強みとしています。

「コンシェルジュ」とはホテル等でよく目にするそれと同意であり、
「お客様の希望をかなえるためあらゆる方策に知恵を出す」
という「夢や希望を形にするサービス」を提供することです。

「余命一週間のお母様を病院から戻したい」
という息子さんから依頼がありました。

宮崎社長(女性)は、
介護に必要なベッドの用意からあらゆる手配をして
お母様を自宅に迎える段取りをしました。

食事ものどに通らなくなっていたお母様でしたが
自らピザ屋さんに電話をして宅配ピザをとり、
息子夫婦と孫たちと皆でピザを召しあがったそうです。

お母様はピザを召し上がって「おいしかった」とおっしゃり、
その後一か月弱を自宅で過ごした後、
病院に戻って亡くなられたそうです。

家族はお母様とたくさんの思い出を作ることができ、
最期は家族全員が気持ちよく、
笑顔でお母様をお見送りできたとのことです。

この実例をとってみると、
家族のあり方を考える時
理想的な最期の迎え方であると考えます。

一方で、医療サイドから視れば
いろいろと問題も包含しています。
途中で亡くなられる場合もあるでしょうし、
事故が起きれば結果論から論じると法律問題まで出てきそうです。

しかし、家族が「自己責任」で家族のターミナルケアを考え、
あるいは本人が「自己責任」で自らの死に方を考える時、
宮崎社長の「コンシェルジュ」の存在意義は大きいと考えます。

「顧客に対する安全と信頼をどう築いていくのか」
という課題もあるように感じますが、
むしろこの課題を解決していく過程にこそ、
他の会社との差別化が図られ、
極上のコンシェルジュに近づくノウハウが蓄積しているように感じます。

宮崎社長は老舗旅館に勤務した経験のみならず、
先見の明を持って事業展開されたお父様の血を引き継がれた
経営の勘をお持ちです。

これらを活かしながら、
「天使の鈴にしかできないコンシェルジュを更に展開して欲しい」
と願いたい素晴らしい社長さんでした。

≪おまけ≫
宮崎社長と女二人、
博多のとびきりお勧めのお店「ぴかいち」に行きました。
皿うどんが絶品でした!


(坂本先生ごめんなさい。先生は講演で・・ご飯は・・・。
申し訳ないと思いつつ、、、完食してしまいました。)

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