ハンター・Sトンプソン

先日、ハンター・Sトンプソンの「GONZO」を観た。

彼は、「ヘルズエンジェルズ」に密着取材をし、
取材対象の中に自らを投じる斬新なスタイルが
新しいジャーナリズムの手法として高く評価された。

晩年は、ピストルで自殺をしたが・・・。

今は、インターネットの時代。
企業や個人の広告宣伝やPRの在り方も
変わってきた。

ある意味意図的に情報をコントロールできるからこそ、
嘘と本当の境界がわかりづらくなってきている。

僕は吉本隆明さん直筆の宮澤賢治の言葉の色紙を持っている。
そこにある言葉は、
「ほんとうの考えと嘘の考えを分けることができれば
その実験方法さえきまれば」
とある。

僕が本当に怖いと思っているのは、
「正しいことをやっているふりをして、
自分のお金儲けに専念しているひと」である。

僕は、こういう人をいやというほどたくさんみてきた。
まずは、自分が有名になりたい。
他人から先生と呼ばれたい。
ひとより一歩抜きんでたい。
など。

昔の僕もたぶん、そうだったのかもしれない。

僕は、本を書いたり、講演をしたりするから
そういうコミュニティを知っている。

そこは魑魅魍魎の世界。

僕がもっとも嫌いなのは、
売名行為である。

高橋

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