数字に強い

こんにちは、三橋康司です。

暖かい日が続きます。
近所では蝉が鳴いていました。
タイミングを間違えたかと思う一方、今年もこの季節がやってくることにワクワクしました。

職場では知的障がい者が2名働いています。
一人は明るく、よく話します。先日食事に一緒に行きました。しかし、もう一人はあまり話すことが得意でなさそうです。作業を黙々とやるタイプです。

僕は、その方と積極的にコミュニケーションをとることにしています。
仕事で難しい面があれば一緒に解決に向けて取り組みたいし、彼の優れた部分を探し、ありがとうと言いたいなと思うからです。
日本理化学の大山会長のエピソードが頭に浮かびます。

その中で気付いたのは、彼は数字に強いということです。
・目標を持って作業をしています。(今日は2時間あるから15箱分)
・自分の作業スピードを理解しています。(1本当たり3~5秒かかる)

反対に弱い部分もあります。
その部分は僕がサポートすることで、乗り越えます。その人に合った作業にアレンジすることで、できる仕事はたくさんあるのです。

多くを気付かされます。

これからも改善を続け、さらに多くの障がい者の働く機会を設けられるようにしたいものです。

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「数字に強い」への4件のフィードバック

  1. はじめまして。
    滋賀県で障がいをお持ちの方6名と共に仕事をしてる川合製作所山内と申します。
    三橋様のおっしゃる通り強い面を見つけそこを活かせる仕事についてもらうのと、弱い面はこちらでフォローする。それが共生していく為に必要な事だと思います。
    これは障がいをお持ちの方だけではなく全員に言える事ですが。
    それが私の考える健全な社会だと思っています。

  2. >山内 貴夫様
    コメント、ありがとうございます。
    滋賀県でご活躍されているとのこと、大変励みになりました。
    ■強みを見つけたエピソード
    差支えなければ共有してください。
    働くことで得られる幸せ、広げていきたいものです!

  3. 三橋康司様
    当社仲間の強みは変化に敏感な所です。
    それと1度しっかり教えるとそれを必ず守ってくれます。
    私達はついつい慣れが出た時決められた手順を守らない時がでてしまいがちです。
    弱い所は私達は製造業をしているのですが良品か不良品かの判断ができない所です。ただしこれは改善により判断しなくても良品しかできない工夫をする事でカバーできています。そしてその改善は私達も不良を出さずに効率よく生産ができるようになっているのでいい気づきをいただいています。
    こういった事が私は共生だと思っています。

  4. 山内貴夫様
    三橋です。
    貴重なコメントをありがとうございます。
    共生するために実践されていることがよくわかりました。
    彼らにとって難しいことを、どのように解決するか、これは多くの方に関心あるテーマだと思います。ここでは、「良品、不良品の区別が難しい」に対して、「区別しなくてよい環境創り」をすれば良いという視点が、企業の成長にもつながっていて、とても分かりやすいものです。
    同じことが、すべての人に言えると思います。
    「そんなこともできないのか」とは、よく耳にします。話し手の感情です。受け手の立場で考え、もっと異なったアプローチで解決に結びつけることができると思うのですが、すべての場では実践できていません。
    でもここで、立ち止まって考えることは成長のチャンスだと思うのです。