ムハマド・ユヌス氏
野口具秋です。
市井に埋もれて誰一人振り返ることない
年配の一市民に素晴らしい出会いが待ち受けていました。
炎天下のなか、有楽町帝国ホテルへ向かいます。
広いメインロビーに戸惑います。
手立てをしてくれた黒沢さんが呼び留めてくれました。
06年ノーベル平和賞を受賞した
バングラデシュの偉大なる人、ムハマド・ユヌス氏に会うのです。
民族衣装に身を包んだ氏は20人を超す仲間と、
一人ひとり丁寧に握手をして言葉をかけてくれます。
温かく大きな手は柔らかで魅了されます。
瞬間から、氏の世界へ引き込まれます。
世界的に著名な学者であるのに本当にフレンドリーです。
討論が弾むのは当然の成り行きです。
用意した著書に恐る恐るサインをお願すると
「ノープロブレム」と、まったく気さくに応じてくれます。
「大きな字で」とお願いしました。
写真撮影はツーショットです。
会議室は全員テンションが一気に上がります。
権利意識が強い気難しい学者ではありませんでした。
在日バングラデシュの人たちの
「母国の星」の歓迎セレモニーに参加をしました。
赤、黄、黒などの綺麗な民族衣装でドレスアップした婦人や
女の子も会場には詰めかけています。
氏の入場です。握手攻めです。
200人位の聴衆はスタンディングオベーションで
熱狂的に英雄を迎えます。
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