茶園と商店街

 水曜担当の鈴木(良)です。

 2日(火)静岡県中小企業問題研究会主催の優良企業視察に坂本ゼミの仲間と参加してきました。静岡県中小企業問題研究会は昭和49年に発足し、以降坂本先生が指導されている中小企業の調査研究会です。

 今回は、埼玉県春日部市の「おづつみ園」、東京都江東区の「砂町銀座商店街」の2か所を訪問しました。

「おづつみ園」は、本年5月に開催された第1回「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞で見事審査委員会特別賞に輝いた日本茶の栽培・製造から販売・企画まで手掛ける日本茶専門店です。まず、当社の売店で買い物、豊富な商品にびっくりしました。特に新商品が多いんです。その後、ログハウスのゲストルームで尾堤会長の講話を聴講しました。魅力ある店づくりの取組みとして、有機栽培にこだわった自家製茶園でのお茶の栽培、「お茶の子倶楽部」のポイントカードの開発・導入による顧客サービスの充実などが紹介されました。また、新茶時期には自家製茶園を開放し「お茶摘み体験教室」や「お茶を楽しむ会」の開催、毎月第4金曜日には全商品2割引きの特売を実施するなど、ファンづくりにも力を入れています。従業員さんの応対も素晴らしく、お茶のある素敵な暮らしを創造する当社の思いが伝わってきました。

茶園に隣接するゲストハウス

 「砂町銀座商店街」は、昭和の下町情緒を残す商店街です。道路幅3.5m、総延長670mに180店舗が並んでいます。この商店街の特徴は、生鮮3品と惣菜のお店が多く、地元を中心とした台所の機能を果たしています。また、日用衣料を扱うお店も多く、地域の生活と一体化し、庶民的な温かさを感じます。道幅が狭いことをうまく利用した商品陳列は、ボリューム感たっぷりで、商品も安く、まるで毎日縁日が行われている感じがします。毎月10日に行われる「ばか値市」をはじめ、季節ごとのイベントも豊富で、マスメディア紹介後は、平均3万人の来街者がある人気商店街になっています。仲間と商店街を歩き、威勢の良い掛け声を心地よく聞きながら、帰りのバスに積み込む沢山の食品を買い込みました。その後、車内が盛り上がったことは言うまでもありません。

商店街の買い物風景

 中小企業問題研究会の池谷会長、寺田事務局長はじめ、メンバーの皆様大変お世話になりました。

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