台風災害に思う

 水曜担当の鈴木(良)です。 

 台風12号の爪痕も癒えない中、再び大型で強い台風15号が三重、愛知、静岡に接近しています。当地静岡でも、10時過ぎころから強烈な雨、風となっています。昨日から、愛知県を中心に110万人を超す人に対し、避難指示、避難勧告が出されたようで、名古屋市を中心にかなり被害が出たようです。11年前の東海豪雨が思い出されます。

 今年は、東日本大震災、台風12号、今回の15号と自然災害に立て続けに見舞われています。東日本大震災は別にしても、特に雨による甚大な被害が目立つのが特徴です。12号では紀伊半島を中心に山崩れ、土石流で沢山の尊い命が失われ、今回の15号では、名古屋市の中心市街地が水没するなどの被害が出ています。

 こうした被害を見るたびに、先進国といながら治山、治水と言ったインフラの整備がまだまだ不十分と言わざるを得ません。山林の荒廃により保水能力を失い、山で降った雨は一気に駆け下り、土砂災害、河川の氾濫を引き起こしています。また、市街地においても下水道の設備は進んでいるものの、コンクリートで覆われた地面に降った大量の雨は一気に下水道に流れ込み、中小河川がいたるところで氾濫する悪循環を起こしています。

 経済成長に伴い、自然破壊あるいは放置が進んだことが大きな要因であることは間違いありませんが、我々が獲得した便利で快適な生活は、一方ではこうした犠牲の上に成り立っていることを忘れてなりません。治山、治水工事の遅れを取り戻すとともに、山の再生が喫緊の課題になっています。

 再び、外は風雨が激しくなってきました。大きな被害が出ないよう祈らざるを得ません。皆さんのところも無事でありますように。

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