しなやかで、細い体型ですが芯の強い優しいリーダーの話

週末担当 佐藤浩司です。

今週のゼミは、宿題や共同研究や新プロジェクトが満載で、
結構バタバタしております。

さて、本日は、1/4奇跡
 副題:「強者」を救う「弱者」の話

を読みましたので、その感想を掲載させていただきます。
しなやかで、細い体型ですが芯の強い優しいリーダーの話です。

原体験が自分を変える・・・。
生き方や考え方が変わる原因は、やはりそこにあるのでは
ないでしょうか?

この本のページをめくるたびに「生命」と「人間の尊さ」
いうことについて深く考えさせられます・・・。

繰り返し、考えその使命感どおりに行動していくことで、
本当に宇宙に繋がってるかのごとく、広く深い心に
なっていくのでしょう。

人は、元々自分がかわいい生き物です。しかし、原体験が
あり、自分の中で何かが変わったときに神懸かり的に使命感を
持って取り組んで行くのではないかと思います。

前置きが長くなりましたが私は、3点、心に響く内容が
あります。
第一に「かおりちゃんのこと」です。かおりちゃんの
お母さんのお気持ちの話しで、話す練習のことがつらい
気持ちと両方に受入れる気持ちがないと会話(本当の
意味での心が通った会話)が成り立たないこと、そして、
その関わり方、です。

第二にその関わり方について、生命科学者の柳澤桂子様の
「大樹は決して誇らない」の中の一文で「涼しい木陰を
提供する大樹のように無心になること」。という言葉です。
木陰で休む旅人の心を傷つけず、ただ黙って立っている
だけです。なんとスケールが大きいのでしょう!

第三に「きいちゃんのこと」です。母が姉の結婚式に
障がいを抱えている妹(きいちゃん)に出ないで欲しい。
から始まる話しです。出ない代わりにきいちゃんは、
姉のために浴衣を縫う決意をしました。縫いですが作者は、
不足分は、私がフォローすれば、という思いでしたが
結局きいちゃんが全部縫ってしました。しかも針の先で
血で真っ赤に練習して、ついに全部縫ってしまったのです。

そして、施設から姉宅に送り、感動した姉は、きいちゃんと
作者に結婚式に参加て欲しいと言われ、参加しました。

姉がお色直しの後、その縫ってくれた浴衣を着て、皆の前で、
きいちゃんの手足の重い障がいがあることと、浴衣が出来
上がった経緯をスピーチされ、拍手喝采で、感動の話しでした。

私は、今でも、この話しを本で見ては、啜り泣いています。

口で言うのは簡単ですが全国で500カ所以上の講演を
実行するのは、よほどの使命感ではないかと感じ、頭が下がります。

P.S.先般のからふるに所属している方を見ていたら、
昔からの知り合いが作者である山元加津子様と繋がって
いたので、フェイスブック申請しましたら、快くお友達に
なって頂きました。

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「しなやかで、細い体型ですが芯の強い優しいリーダーの話」への2件のフィードバック

  1. 本をご紹介いただいてありがとうございます。とてもうれしいです。
    フェイスブックはあまりよくわかっていないのですが、どうぞ、よろしくおねあいします。
    素敵なページ。みなさん交代で書いておられて、読ませていただいてもいいのかなあと思いながら、本当にすてきだなあと思いました。
    どうぞよいご縁をいただけたらなあと思います。よろしくおねがいします。

  2. 山元加津子様
    コメントありがとうございます。
    小生もフェイスブックはあまりよくわかっていないのです・・・(汗)
    こちらこそ、どうそよろしくお願い申し上げます。
    坂本先生や坂本ゼミ生皆が、山元加津子様の書き込みを嬉しく思っています。こちたこそ、よいご縁を頂ければ幸甚に存じます。
    PS、ブログですから是非是非お読みいただければ書いた本人も嬉しいと思います。