前代未聞の会社

昨年、甥っ子が勤務するようになつた、浜松のある会社の労働状況を知り、
驚くべき勤務状態に怒りを覚えているところです。
小生も若い時には現在の最高幹部の皆さんと寝ずの仕事をこなしてきましたが、
今ではそんなことは全く考えられないことです。
 その会社は、表面上は社会貢献も程々知られていますが、社員の犠牲の上に成り立っているのでしょう。
募集広告に依れば、会社の、年間休日は119日、勤務時間08:30~17:30となっていますが、
看板に偽りです。タイムレコーダーが無いのは、労働基準局に入られても良いようにしてあるのでしょう。
 どんなに遅く迄残業しても、残業手当は無し、夜食も無し、休日出勤でも代休無し、帰宅時間は夜中の
2時に為る事も度々です。
 本人は我慢強い青年ですが、家族は大変です。帰宅するまで待っているのです。
 あまりに遅い帰宅に疑問を持ち家族で会社まで内緒に見に行きますと、皆さん仕事をしていたそうです。
帰宅後、食事して寝るのですが、親も起きていなければなりません。
朝は8時自宅を出るそうです。親も共稼ぎの家庭ですので負いつてしまうのです。
 就職難の時代ですし、勤務して1年ですので腰が軽いと言われてはいけないと頑張っているようです。
創業65年を経過した地方の中堅ソフト会社ですが、他事とはいえ、余りのことに、私も調べて見ました。
 此の会社に生涯勤務した、ある方のご夫人に伺いました。
彼女は、夫は42年間勤務して退職したこと、夫は24時間勤務で満足していたこと、
 自らの意思で働いたこと、家族で生涯遊びに行ったことのないこと等を話してくれました。
 妻である彼女もそれが当然として満足でしたと言うのです。
私は働き過ぎて退職直後に亡くなったのではないかと質問しましたが、彼女は本人の意思で働いて来たので、そんな事は無いと断言しました。
 そんなDNAを持つ会社に勤めた社員は幸せなのか?
疑問と驚きで眺めているところです。ウチヤマ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です