目からうろこの青森視察

先日、ゼミ生の小林さんの企画で2泊3日で青森に企業視察してきました。
今回おうかがいしたのは以下の6社です。

・ドラゴンキューブ株式会社様
・株式会社よこまち様
・株式会社御菓子のみやきん様
・株式会社アップルランド南田温泉様
・ブナコ漆器製造株式会社様
・株式会社木村興農社様

お忙しい中、視察にご協力いただいた企業のみなさま、また青森県企画政策部人づくり戦略チームのみなさま、どうもありがとうございました。

今回の視察でたくさんの気づきを得ました。自分だけで独り占めするのもなんなので、言葉にして切り取ると陳腐な感じがしますが、視察で印象に残ったことばの一部を以下に挙げておきます。

・食べるためだけに働く人は、うんこ製造機。「働く→食う→出す」を一生繰り返しているだけ。

・仕入原価や商品価値と儲けは関係ない。機能的な割合が高い商品は粗利は低くなる。

・社長の顔を殴りたい社員は、代わりにお客さんにチクリと意地悪をする。

・上司はしゃべらず黙ってやれば部下はまねしてやり始める。背中で教える。

・開店当初、目標の2.5倍の売上を達成したら大反省会だった。その理由は?

・きれいごとを徹底しないと、利益は生まれない時代になった。

・利益を追いかけると、利益は逃げる。

・何で社員はわかってくれないのかの原因は、社員ではなく、経営者にある。

・売上目標や生産目標も大切だが、それのみを見つめていてもワクワクしない。夢を見ることでワクワクして、その結果、売上も生産も上がる。社員に夢を持たせることが大切。

・失敗して責められたら、次にチャレンジしなくなるので、チャレンジはほめる。

・社員がマスターすべき研修が確定すると、会社のレベルが安定化する。

・腹が減ったと言っているときは、本当に腹が減っているわけではない。

・お金がないことで家族がより団結するようになった(お金がないことの効用)。

・農法には終着駅はない。

・木一本一本に最適な農法・育て方がある。

・幹や枝や葉だけを見て判断するな、見えていない根に思いを馳せることが大事。

驚きだったのは、どの会社も人を大切にする経営を実践されているということでした。
坂本先生的なモノサシで見ても、高く評価される会社ばかりだと思いました。

近い将来、青森県から、「日本でいちばん大切にしたい会社大賞」に選ばれる会社もあるのではないかと感じた視察でした。

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