大企業の風土って
坂本先生からもいろいろな情報をいただいておりますが、
5月頃にリストラ記事のあった家電メーカーのP社さんについてです。
いくつかの記事を読み直してみました。
特にリストラ削減の目標人数はないようですが、
希望退職やグループ会社への転職支援など10月1日の新組織に向けて改革がされていた
ようです。
また“事業部門をサポートする数千名規模の『全社サポート部門』をつくった”とあり、
やがては解雇が見込まれる異動先、との記事もあって穏やかではないです。
松下幸之助氏の日本的な家族主義が見る影もないのではないかと思いました。
しかし昨日の別の記事では、
日経が共同で企画した『働きやすい会社2012』でP社さんは首位になっています。
単純には素晴らしいことですが、リストラの真っただ中にある社員さんからは別な声も聞こえそうです。
指標や項目の取り方を考え直す必要もありそうに思いました。
また、中国での反日デモでは工場が壊されていましたが、
過去に鄧小平の求めに応じて中国進出をした誇るべき歴史は
遥か彼方のこととして忘れられてしまいました。
長い歴史の視野をもって日々一歩一歩進んで企業風土を積み上げていくことの重要性を感じざるをえませんでした。
桝谷
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