14年ぶり

昨日の日経に、中堅・中小・ベンチャーへの志望者が大企業を上回るのは14年ぶり、という記事がありました。
新卒の学生を対象としたリクルートワークス研究所の調査です。

14年前は、IT革命等、渋谷などのITバブルなどの影響が大きかったですね。
ともすれば一攫千金に近いベンチャー企業ブームやライブドアなどに象徴される社会現象が記憶にあります。

現在では、大企業への就職が厳しいという背景もありますが、
“最初から大きな仕事を任されそう”、“経営者の近くで自分を磨ける”などのいかにも学生らしい意見もありながら、
しかし着実に、それぞれの学生の目で中小企業を選別している様子が記事から感じられました。
 ・“目立たないけどみんなが安心して暮らすには欠かせない”技術のある70名の企業。
 ・最終面接は居酒屋で社長と4時間向き合った学生さん。
 ・“この人たちと一緒に仕事がしたいと思った”というインターンシップを経た理系の学生さん。

記事の中では、
学生さんにとって中小・ベンチャーの“情報が少なく困った”という記述がありました。

“14年ぶり”が、何年も続くよう成すべきことはたくさんあると感じました。

桝谷

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