大学新設の認可騒動で思ったこと

日曜日担当の高澤です。
たまにはちょっとマジメな話を。

田中真紀子文科相による大学新設の認可騒動がありましたが、興味深かったのは意外と擁護する声が見受けられたことです。

今回の強引な手腕に関しては否定的な意見がありますが、大学数が多い事に対しては何らかの抜本的な対策が必要である、と考えている人が多いみたいですね。

現に2012年も4年制私立大学で定員割れしている割合は45.8%と、大学を特定しなければ希望者は誰でも入学できる状態が続いています。少子化が進むのに対して大学数は年々増加傾向にあるので、大学数が多いという指摘はごもっともです。

僕は私立大学に関しては、一般の企業と同様に自己責任で経営すべきだと思います。学生にとって魅力や付加価値がない学校は淘汰されるべきであるし、特に私学助成は大学経営の延命措置ではなく学生や研究プロジェクトに直接行われるべきでしょう。

行政は口を出さないとともに援助もしないようにすれば、そのうち適正な大学数に落ち着くような気がするのですがいかがでしょうか。あくまで僕個人の意見ですので、詳しい方は教えてくださいね。

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