鹿児島障がい者フォーラム報告、感動noリーダー

皆様こんにちは。

佐藤浩司です。

今日は、11月30日鹿児島で行われた、障がい者雇用
フォーラムの報告者ラグーナ出版会長森越まや氏の
感動報告と感想をお伝え致します。

ラグーナ出版さんは、社会的に困難なことにチャレンジし、
解決し続けている会社である。

以下点線内容を確認いただきたい。

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<精神科患者概要>
精神科通院患者数300万、
精神科入院患者33万、ひきこもりの数100万、

<障がい者手帳を持つ種別割合(H20障がい者白書より)>
身 体 49.2%(366.3万人) 
知 的  7.4% (54.7万人)
精 神 43.4%(323.3万人)

<採用を望む種別割合>
身体障がい85%
知的障がい13%
精神障がい 2%
———————————————

しかも3年前のH17年の統計に比べ、
知的は、19.8%増加、精神は、17.3%増加
しております。

企業側の採用が圧倒的に少なく、就職できていない
精神障がい者の方が多い。企業が採用に進まないのは、
精神障碍の特徴である、障がい固定しない。障がいが
見えにくい。ということで、不安定なことが原因で
ある。ラグーナ出版さんの取り組みは、このミス
マッチを解消し、しかも、継続して雇用をし、定着を
しているまさに「社会的課題を解決する社会的起業」
ではないだろうか?

また、より素晴らしいのは、何度視察に伺いましたが
精神系の方がいないのでは?と思うぐらい社内の
雰囲気が良いのです。

そういった背景があるなかでの講演会、
障がい、社会、幸せ、会社の4ケのキーワードで
報告いただきました。

企業側が対応すべき取り組みは、
・問題を悩みにしない
・問題を「課題」と考えると対処法や解決策につながる
・強みを見つける

これを実施し

精神障がい者も1人の人間として、
4つの幸せを出来る環境をつくること
そのために努力をすること

1.人に愛されること
2.人に褒められること
3.人の役に立つこと
4.人に必要とされること

もし、人を愛し、人を褒め、人を頼り、
人を必要としたら……
どんな人でもだれかを幸せにすることができる。

ここで、会場の雰囲気が変わりました。
一部では、すすり声もしました。優しいお言葉ですが
強い凜とした意思を感じたのは私だけでは、なかった
ようです。

・精神障碍を経験した方々とともに
 働くことで得た希望
・障碍を体験した人が働きやすい環境を
 つくれば、だれもが働きやすい職場となる
・就労、雇用のネットワークを利用して、
 1人でも多くの障害者雇用を広げたい

まさに感動のレポートです。

このブログをご覧の皆さまも困難にチャレンジする
意思と取り組みを実施して、1人でも多くの
障がい者の幸せ(実は健常者社員のモチベーションが
向上し、顧客や取引先に配慮できる良い企業に変貌)
のために、新業態や新職域を創造・実施、「動機は善」
で、社会的に必要な存在感のある企業になって
行けるよう精進してまいりましょう。

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