「僕のうしろに道はできる」
今日の東京は、はく息が少し白く見えるぐらいのちょっとした寒さです。市ヶ谷に着いたときには冷たい小雨が降っていましたが、お宿にチェックインして出てきたら雨は上がり日が差していました。日が当たり輝く木々や、人や建物を見ていたら、太陽は正にすべてのものに等しく光と暖かさを与えてくれていると感じました。そのような人物、そのような会社を目指さねばと思います。
みなさん、こんにちは。あなたの心の貼るカイロ、井上でございます。あまりの寒さのため堅い書き出しになりました。ぶつかってもお互いに割れないよう、柔らかくいきたいものです。
さて、坂本ゼミでも応援している「かっこちゃん」こと山元加津子さん編著の本ができあがりました。タイトルは「僕のうしろに道はできる」、脳幹出血で倒れ一生植物状態と言われた宮田俊也さん(宮ぷー)の言葉です。意思がある事と回復とを心底から信じるかっこちゃんや仲間達の愛と、全力のサポートで今やレッツチャットでコミュニケーションをしたり、口から食事をしたり、車いすをこぐ練習をするところまで回復してきています。
当ブログでも以前紹介したと思いますが、「一生植物状態と言われた人でも、出力できないだけでちゃんと意思があり、また、治る可能性がある」ということを伝えるための活動があります。名前を「白雪姫プロジェクト」と言い、「誰もが思いを持っていて、回復する可能性がある」ということが当たり前になっていく世界をめざしています。私はそのホームページの制作をボランティアでお手伝いしているのですが、今回の本は、この「白雪姫プロジェクト」に集まった情報を元にしてつくられました。
一人でも多くの方に知っておいて欲しいことが沢山書かれています。特に紙屋克子先生の記事は必読です。「僕のうしろに道はできる」ぜひお読み頂きたいと思い紹介させて頂きます。
井上竜一郎
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