長野県伊那市立図書館

皆さんご無沙汰していて申し訳ありません。
月曜担当M2の杉森です。

昨年、論文を【ITコミュニティビジネス】というタイトルで進めていましたが
中間発表にて、コミュニティ・ビジネスの内容についてご指摘していただき、
進めて行く中で、グローカルコミュニティの取り組みについて
研究を進めていき、その手段の一つとしてITを用いるカタチに
させていただくことにしました。

論文作成のための参考事例として、今度春ゼミ合宿で行く
長野県伊那エリアにある『伊那市立図書館』さんにお邪魔しました。


対応していただいたのは、館長の平賀さんです!

こちらの図書館では、デジタルアーカイブについて
取組みをしています。
図書館に来る若者や、お年寄りともコミュニケーションをとり
勉強会を行ったり、iPad講習会を行ったり、シンポジウムを
行ったりしています。
ITをうまく活用して、専用アプリ(高遠ぶらり)を活用し、
お祭りにあて、地元はもちろん、
県外からの観光客に地元の魅力を散策してもらう
企画などを行い、スマホ利用者はアプリとして、
その他はスタンプラリーで地元の魅力を発信する活動を
行っています。

平賀さんは、行政の中でも一番市民に近く
市民とのかかわりがしやすく
データも取りやすいといいます。

また、地元企業とコラボレーションして、
いろんな仕掛けを考え学校と連携し、
他地域との連携を図っています。

館内にはiPadが並び、講習会で操作方法を習得し、
お年寄りも操作を楽しみながら調べ物をしたりしています。

また、図書館でありながら博物館の役割も果たし、
この土地の文化や歴史など
興味を持ってもらえるような工夫がなされています。

商店街の活性に必要なものとして、
『リーダー』『企画』『個店の努力』とありますが、
グローカルコミュニティとして、
ローカルの取組みをグローバルに展開していく
必要なものとしても、『平賀さんのようなリーダー』
『伊那図書館のような企画力』そして
『その周囲の企業・団体の努力・協力体制』が
大事なポイントになってくると感じました。

こういった事例を踏まえ、
今後研究を進め共有していきたいと考えています。

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