最近の気づきを皆さんとシェアしたい
小林秀司です。
いやはや今年は年明けから調査などでかつてないペースで動いています。
あっと気づいたらブログの担当日が過ぎていたということが続き3週間ぶりのコメントになってしまいました。
今月、これからが研究生活で修士論文をまとめたときより数段上のプレッシャーを感じていくことになりそうです。
いくつかここまでの気づきをシェアさせていただきます。
いい会社は「大家族主義」 これは鉄板になりつつある。
行く先々、最初から意識していたかどうかは別としてもほぼ例外なく家族的経営という形になっている。
次世代経営のカギはどういう家族主義かということ、これが新しい発見。
たんなる視察ではなく仮説検証という問題意識をもってヒアリングをしているとものすごく本質の部分が浮き上がってきて、これまでには気づけなかった、あるいは気づいても薄かったことが鮮明になってきています。
行動に際しては「仮説と検証」、これがいかに大事か改めて身に染みた。
株価上昇や円安が生活や賃金にどう影響するかって相変わらず愚にもつかないことをメディアが騒いでいます。
学習能力がなさすぎます。
アベノミクスだって一時的なもの。
短期的な視点でモノを考えていたら、自分がコントロールできないものに振り回され続けるだけなのに・・・。
最近、お会いした一灯照隅の昭和測器の鵜飼社長。
自分はバブルの時に、株にもゴルフ会員権にも不動産にも手を出さなかったので、こんな儲かるときにオマエは経営者失格とさえ当時、言われたそうです。
しかし周りの喧騒に目もくれず、しっかりと自分の事業を育てることにコツコツ専心して今では無借金経営、売上高経常利益率は毎年10%、そして自己資本比率が80%超の盤石とした会社をつくりあげています。
また世の中がマネーゲームの様相を呈してきていますが、「人を大切にする経営」を実践する経営者はけっして踊らされることなく将来への布石を打ち続けていきます。
数年後、それがまた大きな差になっていくのです。
家族的経営で10年以上結果を出し続けたあのメリーチョコレートがデリバティブで失敗し一瞬で破たんしたことを肝に銘じて教訓にしておかなければなりません。
今、このことをものすごく心の底から感じて周りの社長さんにも自信をもっていえる。
坂本先生に出会い、精進してきた4年間、これが成長実感というものなのでしょう。
本当に感謝しております。
いつもありがとうございます。
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