社会に役立つ研究がしたい!

坂本ゼミ博士課程1年の藤井です。

晴天のゴールデンウィークですが、CINIで論文検索をしたり、昔買った本を引っ張り出したりと部屋の中で過ごしています。

修士論文のテーマが「農業」でしたが、博士論文では、経営をテーマにしたいために、修士論文を発展させることができず、一から取り組んでいます。

51歳になりますが、仕事をやりながら50歳を過ぎてからは、興味が高い順番に実際の仕事に役立つことを研究しないと時間の使い方が難しいと考えて、あえてテーマを変えました。

博士論文のテーマは、
1.優績企業の経営者がやっていることと組織に与える影響
→トイレ掃除など、経営者が実践して有益と感じていることと、アカデミックな経営学の研究とは乖離があると昔から感じていました。トイレに限らず、経営者の早朝出社が社員に与える影響などを検証したいと思います。

2.社員の理解レベルが実践行動に与える影響
→1960年位までは、認知心理学の研究が多く経営学の研究に用いられました。その後、組織や戦略に時代とともに研究が広がっていきましたが、人間が感情の動物である以上、心理学的なアプローチは今でも非常に重要だと考えています。

日本でいちばん大切にしたい会社のように、社会性と経済性において高い成果をあがている会社は、実は、経営理念一つをとってもその理解(Understanding)が深いという仮説を持っています。そして、そうした実践活動が、頭と感情と身体が一体になって経験を積むことでさらに深い理解と喜びに繋がっていると思います。

坂本先生が、企業活動とは5人の永遠の幸せの追及であると言い切っていることは、アカデミックな世界では非常に勇気がいることだと思います。一方、視察でご一緒した企業を観れば、疑う余地がないことを実感させられます。

良い理論ほど役立つものはない!

は、社会心理学者の大家クルトレヴィンの名言ですが、どうせ時間を使って研究するなら、精緻ではあるけれど重箱の隅をつつくような研究ではなく、社会の役に立つものに取り組みたいと思います。
坂本経営学が、企業経営の真理であることの論拠を微力ながら深めることに大切な時間を使いたいと思います。

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