ハッピーのベクトル

保育所を運営する会社を経営しているM1増田です。

年末から年始にかけ、社内で
初めての社員満足度調査を実施。

総合満足度は、73%。

労働条件への満足度の低さがボトルネックになっているが
個人を尊重する組織文化・互を認め合う組織風土や
理念に基づく学習と成長の機会がある
という総評。

それでも、経営者は100%を目指す。

一人ずつの設問へのコメントに目を通し、眠れぬ日々を過ごす。

もっと、ひとりひとりの心の満足が高い会社にしたい
私がまず、することはなんだろうか・・・。

アンケートのコメントを元に

わかやすい就業規則の改訂
賃金テーブルの改変
賃金ベースアップ
休憩室のリメイク

年度をまたいで、次々と取り組んでみた。

それでも、心の満足に近づいている気がしない。

そこで始めたのが「ビックママ通信」

社内のメーリングを使い、毎日全施設に向けて、
たわいもない日常のひとコマから理念やビジョンを伝えるエピソード
各施設からの報告メールの添付

そのどれもが、研究室の事例より教えて頂いたもの

日本で一番大切にしたい会社大賞を受賞された
西精工の西社長が全社員に向けて
毎日びっちり書かれているメッセージ。

静岡のたこ満さんが、毎日FAXの報告エピソードを書き写して、
全店舗に送っておられる通信。

私のは、メールでピッと
送るだけだから、こんな苦労は伴わない。

しかし、続けるとなると
いい感じで、酔っ払って帰っても
どんなに気分が乗らなくても
一日中予定がびっちりでも
パソコンに向かう自分がいる

その時は、一人ひとりの心の成長を願い
一人ひとりの幸せを心から祈る自分がいる。

そして、毎日の報告メールよりハッピーのベクトルが
合ってきたのを実感するようになった。

たった今、届いた今日の報告メールより

*********

遠足から帰ってきました。

踊ったり、走ったり、ゲームをしたり…
みんなで笑いあったり、一生懸命な姿に拍手をしたり!
楽しい時間が過ごせました。

夏のような暑さで木陰に集まってしまう事が多く
なってしまったので、来年は2週間位早くして
涼しい時期に行けるといいなぁと感じました。

お弁当タイムは、家族同士の会話がはずみました。
「こうやってお友だちと遊ぶんだ~」と
子ども達の姿を見て微笑ましく話すお母さま方の
笑顔が印象的でした。

「なかなかこんな機会がないので、来て良かったです」
「楽しかったです。」
と最後に言ってくれ、私達スタッフも満足して終了する事が
出来ました。

こうすれば良かったと感じた事はすぐに話し合い、
次に活かしたいと思います。

M1 増田かおり

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「ハッピーのベクトル」への1件のフィードバック

  1. 増田さん
    こんにちは!
    たくさんのビックママ通信が集まりますように・・・・。
    きっと数が集まれば集まるほど活気付くでしょうね(^^)