六丁目農園

野口具秋です。

仙台は2月以来です。
深夜に到着した駅前はひっそりと冷え切った
真冬の雪の世界でした。
北の玄関口は多くのビジネスマンでごった返していました。
JR東日本の列車は華麗なボディーカラーで彩られ
移動が楽しくなります。
ダブルデッカーの2階席からの眺めの良い列車は
もう退役したのだろうか。

約束の場所に立つ。まだ誰も来ていない。
大柄な体を揺するがごとく田島さんが近づいてきます。
大震災当日、塩竈港で地震と遭遇、
山に難を逃れ、津波の難を避けた貴重な体験者でした。
駅周辺は地震の影は見えないが、
仙台は地震の被害の多い所だ。
大食漢の佐藤さんもニコニコやって来ました。
大阪から前泊でやってきたのです。

海から3.5キロにある「六丁目農園」レストランは
高速道路の盛土で津波から難を逃れたそうです。
水は駐車場まで押し寄せてきた。危機一髪です。
シンプルなテラスは明るく清潔で開放的です。
90%以上、手作りの料理は豪華でなくても
優しく、丁寧に作られていて心豊かに迎えてくれます。
田島さんも佐藤さんはプレートに盛り沢山です。
自然と和やかに会話が弾みます。

「清月記」の菅原社長に会うのは3年ふりです。
葬儀社としての震災直後の瞬間的な対応は
経営者の域を遥かに超えた献身そのものと感動しています。
その後のお顔を観たかったのです。
背筋が綺麗に伸び、凛とした立ち姿に人間性を感じています。
教えられる学びの多い日となりました。

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