我家の宝物

今般、坂本ゼミの企画で障碍者雇用をしている企業に取材をするチャンスを頂いた。
非常に素晴らしいプロジェクトだと思う。
このような事で障碍者に対する理解ある人が増えてくれることは障害の子を持つ親に
とってこれほど有難い事はない。

私の次男は知的障害、自閉症で重度障害である。
昨年までは中度障害だったが知的能力が成長しないためついに今年から重度に昇格
してしまった。(当然小さい頃は軽度だったんだが)
その次男は温泉、旅行が大好きだ。
8月16,17日に母が次男の為にと温泉の宿泊券をプレゼントしてくれた。
中学3年になる長男は家族旅行を嫌がるが無理やりにでも引っ張り出している。
親として次男にトコトンつくす姿を少しでも見せておくためだ。
普通にいけば親が先に死ぬが死んだ後に少しでも次男を気にかけてくれる人間に
育ってほしいと思っている。

宿泊先にはプールが付いていた。次男はプールが大好きだ。
しかし油断していると素っ裸になってしまう。見た目では障害があるように見えないた
め大騒ぎになってしまう。とりあえず今回はご機嫌でニコニコして遊んでいた。
ところがそこに2歳くらいの子供を抱いたお母さんがいた。
次男は精神的に不安定になると子供に襲いかかる癖があるのをうっかり忘れていた。

案の定、子供に歩み寄っていきいきなりを殴ってしまったのだ。お母さんは何が起こっ
たんだというような動揺を隠せない表情で必死に離れていった。
私はひたすら謝ったが耳にも入らなかったろう。
妻にその事を言うと、私が油断したのが悪いとの事だった。
いくら障害があろうと万が一怪我でもさせたら許されないと。障害があろうが殴るとい
うのは反社会的行為であるというのだ。
確かにこのような事は大事件になる事もある。

このようなこともあり親は子供の将来が心配になる。
そういった中で障碍者雇用に理解を示し、積極的に取り組んで下さる方々は私から
見れば神様みたいなもんだ。
今回は取材の中でいろいろ学ばせて頂き、将来に活かしたい。

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