ピンクのカメラケース

野口具秋です。

見慣れた蛍光色のピンクカメラケースが
「お見舞御礼」とともにテーブルに置かれています。
小1カ月前、この世から姿を消した友達です。
亡くなっても「お見舞御礼」なのです。
枕元に忘れてきたのです。
鮮やかな蛍光色の色彩が、奴の最後を思い出します。
生前、最後を撮りました。
きっと手にして「野口、忘れたな」。
大切な思い出として丁寧に仕舞います。

違和感が横隔膜あたりに1週間続き、
突然、大量?の出血に見舞われました。
近くの千葉大出身、虎の門病院で修行の
消化器科に強制連行されました。
出血の原因は細菌感染の可能性が高いと。
一先ず安心するが、体調が悪いこと、悪いこと。
生まれて初めて立ちくらみでダウンしてしまいました。

今回は罹患患者誰もが嫌がる検査の日です。
年に2回やらされます。
ニコライ堂が遥か眼下に見えるパノラマが虚ろに見えます。
コミュニケーションが芽生えたドクターは
厳しい結果を知らされました。
それでも市の福祉課との話し合いで、
携帯用の読み取り機の補助も約束してくれました。

一週間で快方に向かい、菌も検出されませんでした。
やるせなく食欲もなく失意です。
決めました。
例年の健康診断検査に加え、バリウム検査、大腸がん検査、
前立腺がん検査、肺炎予防ワクチン接種、
そしてインフルエンザ予防接種も一緒にやることにします。
残るだろうワイフに迷惑がかからぬように。

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