育児休業取得率 女性は76.3%、男性は2.03%

おはようございます。
朝からまじめなお話で失礼します。

労働者のワークライフバランスを進めると共に、
労働力人口の減少を抑制することを目的として、
国は育児休業の取得促進を図っています。
こうした流れの中で今年の4月からは雇用保険の育児休業給付金の支給率の引き上げも実施されていますが、
一昨日、厚生労働省は平成25年度の育児休業取得率に関するデータを公表しました。

①女性
 平成23年10月1日から平成24年9月30日までの1年間に在職中に出産した女性のうち、
平成25年10月1日までに育児休業を開始した者(育児休業の申出をしている者を含む)の割合は
76.3%と前回調査(平成24年度調査83.6%)より7.3ポイント低下

②男性
 平成23年10月1日から平成24年9月30日までの年間に配偶者が出産した男性のうち、
平成25年10月日までに育児休業を開始した者(育児休業の申出をしている者を含む)の割合は2.03%で、
前回調査(同1.89%)より0.14ポイント上昇

 このように女性の取得率は低下し、男性は平成23年度以来、2年振りに2%の壁を突破しました。
女性については予想外の結果となりましたが、過去の経過を見ると
雇用保険の育児休業給付の給付率が引き上げになると
育児休業の取得率も上昇してきたという実績があるだけに、
来年度については大幅な上昇が予想されます。

皆さまの会社はいかがでしょう。

安藤貴裕

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