御嶽山
野口具秋です。
♪木曾のナー 中乗りさん 木曾の御岳 
 なんじゃらほい 夏でも寒いよいよい♪
 と唄われた木曾節。
 その御岳が噴火しました。
 中部に長く生活した者には馴染み深い山です。
 御嶽教のメッカで山道に
 あちこち独特の形をした墓標が建っています。
 微かに噴煙がたなびく山でした。
 雲仙・普賢岳の火砕流の大参事を超す
 戦後最大になるとは…。
長野県でも有数のスキー場があり、
 20代から数10回訪れた懐かしい所です。
 離れて四半世紀、
 大参事で否応なしに御岳の景色が浮かびます。
 アプローチは国道19号から遠く、
 決して安全なルートではありません。
 抜群の雪質で滑走を堪能し、
 帰路、疲れから悲惨な死亡事故が絶えない所です。
 登山とスキーしかない貧村です。
1986年、この地を襲った長野県西部地域地震で
 29人の犠牲者が出ました。
 定宿の「大屋」から数百mと離れていない民家が
 半分削り取られていました。
 中腹からの数百万トンの土石流によるものです。
 見たものでなければ想像できないです。
 遥か下を流れる川が堰き止められ湖になっています。
日本には110の活火山があり、常時観測火山が47、
 世界の7%を占める火山列島だそうです。
 大滝村の御岳スキー場第7リフトからの中継は
 大爆発など像像できません。
 定宿の親父がいつも一升瓶を冷やでドンと置いてくれて。
 連泊でも、いつ行ってもイノブタと鍋しかでない素朴な定宿。
 住民票を移してくれたら家を用意する、と過疎です。
 苦闘の日々が始まるのが気がかりです。

野口さん
こんにちは!
有る方が、「京都にはられていた結界が破られてしまった」と言っていました。
広島県の大災害、御嶽山の噴火・・・・まだまだ続くのではないでしょうか!