工場の白線は絶対に踏むな!

夏合宿(東北)の際にはお話させていただきましたが、参加されていな方、本ブログ読者の方々にシェアさせていただきます。

私は、30年以上、労働安全衛生の仕事に携わっていますが、某企業の環境安全部門に配属された際、最初に上司から指導を受けたことが、「現場の白線は絶対に踏むな」でした。

安全通路の白線を引き、維持することは、現場で働く方々の大変な労力に依存しており、部外者がそれを文字どおり”踏みにじる”ことは、絶対にまかりならぬ、と言うものです。

ちなみに労働安全衛生規則第540条では次のとおり定めています。

(通路)
第五百四十条  事業者は、作業場に通ずる場所及び作業場内には、労働者が使用するための安全な通路を設け、かつ、これを常時有効に保持しなければならない。
2  前項の通路で主要なものには、これを保持するため、通路であることを示す表示をしなければならない。

数年前に次のような出来事がありました。

あるISOの審査員が現場を視察していた際に白線を踏んでいました。すると古参の職長が、「審査に来て白線を踏むとは何事だ」と叱りつけたのです。その審査員は、始めは叱られた意味がわかりませんでしたが、平身低頭、謝罪していました。

最近は、このような名物的な職長は少なくなりましたね。海外でもGEMBAと言われる日本のものづくりの原点がそこにあるような気がします。

坂本ゼミでは、現場主義を貫いていますが、必ず守るべきマナーです。

M1 黒崎 由行

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「工場の白線は絶対に踏むな!」への1件のフィードバック

  1. 黒沢さん
    おはようございます!
    以前、弊社に5Sの指導をしていただいていたコンサルタントの方から「黄線は踏まないように」と言われていたことを実践していました。
    真剣に取り組んでいる方はそうしていると思います。