『大晦日!』水曜日ブログ ゲスト安部

水曜劇団のゲスト法政大学大学院政策創造研究科 兼任教員 安部博文です。

 大学院での最大のテーマは修士論文・政策研究論文作りです。
大学院に入ってから戸惑うのは人それぞれでありましょう。
とはいえ,共通する戸惑いとして,(1)テーマはどうやって決めたら良いのか,(2)テーマを論文の形にまとめる方法はどうするのか,(3)どうやって研究を進めれば良いのか,の三つは確実にありそうです。
以下ではその三つについて2015年版の対策をご説明します。

(1)テーマの決め方
 テーマは,大学院を修了した後のキャリアに役立つものにするのが良いかと思います。
一人で考える時はメモ書きして自分の考えをどんどん文字化してください。宙で考えても堂々巡りします。
 一人で考えてある程度イメージができたら,個別相談や少人数のセッションで発表し,気づきやアドバイスを貰います。これは,一人の知を集団にインプットし,集団のパワーによって深化・増幅させる作用を活用するものです。

(2)論文の形へのまとめ方
 内容の全体像を800~1000字で要旨(あるいは概要,アブストラクトとも言います)としてまとめてみます。完成したつもりになって最初から最後の結論までの全体像を把握します。把握の方法は(1)と同じで,一人の作業と個別セッションで作ります。実態は喋ってもらいながら形にしていく,というやり方です。坂本ゼミは多忙な経営者や専門家が中心なので,会って話しながら形にしていくやり方が好まれます。
 論文の全体像が掴んだら,すぐ章立て作業に入ります。論文の基本構造である「1.はじめに,2.本論,3.結論」という骨組みに,問題の所在・研究仮説・先行研究・本研究の特長・研究方法・調査の概要・事例研究・結論などのパーツを配置します。
 これで肝心なところができるので,ひと安心と。

(3)研究方法
 坂本先生,副指導教員のご指導に従ってください。

以上が三つの戸惑いへの対策2015版(予定)です。

おまけ。2015年の中間発表の機会をさらに前向き・戦略的なものにするため修論塾では次の3点を徹底します。

・発表時の配布資料: 表がタイトル・氏名・アブストラクト,裏が章立てのワンペーパー。もう一枚つけるならば参考文献リスト。修論塾2015はこのペーパーをもとに議論します。

・参考・引用文献の書き方: 法政大学仕様で統一する。ファイル添付。

・プレゼンの練習: 人前でしゃべると自分で気づきがある作用を活用する。プレゼンの練習をしながら内容を吟味・深化させる機会にする。これは修論塾2014でやっていることの継続です。

以上です。

あ,それから,年末・年始は論文のことを忘れて,どうぞ心ゆくまでごゆっくりとお過ごしくださいませ。では失礼いたします。

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