時代のうねり

ゼミ内プロジェクトの一環で、社員が喜ぶ福利厚生制度について研究している。メンバーの皆さんの努力のお陰で100を超える貴重な事例が集まりまとめの段階にある。

作業をしていて気づいたことは、IT系業種が多いことだ。この業種は人の流動性が高く、人財の採用と定着化が業績に大きな影響を及ぼす。各社が必要に迫られ知恵を絞り、うみ出された福利厚生制度と推察する。生き残りのための環境適応策である。

わが国は、人類史上例を見ない超高齢化社会へ進んでいる。採用難は一過性の現象ではなく構造的課題だ。私の周囲の企業経営の現場では、人財が辞めずにイキイキと働く会社ではグングンと業績を伸ばしている。一方、離職率が高く人財に選ばれない会社は採用費をいくら使っても人が入らず、入ってきても以前に比べごく少数で、すぐ辞めることを繰り返し業績は芳しくない。

時代の変化はすでに<兆し>から<うねり>になっていると体感している。20世紀は株主利益のために、お客さまに選んでもらう経営がなされてきた。これからの企業経営は、働く人の幸せを本気で最優先に考え、実践する企業が生き残る。現在はいい時代になっていく過程。前向きに柔軟に謙虚に取り組んでいきたいものである。

今日一日、皆さまにとって素晴らしい日になりますように。

春木清隆

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