会計事務所の見極め方 1から3

3月初旬に坂本教授が打ち合わせの際に「35年くらいまでは70%の法人企業が黒字、今は逆、70%が黒字になれば我が国はよみがえる」と言われた。その通りだ。
3月初旬から中旬にかけて私のFacebookで投稿させていただいた「会計事務所の見極め方」、計13回になったが、所得税の確定申告の時期と重なり参考になられた経営者や経営幹部も多い。人を大切にして結果として黒字企業になり、堂々と税金を払い、障がい者、高齢者、女性の雇用も促進し地域社会から感謝される会計事務所が増えて欲しい。
依頼する会計事務所によって結果が異なる時代だ。

会計事務所を36年間見続けてきた経営コンサルタントがアドバイスする
「会計事務所の見極め方1」
会計事務所は所得税の確定申告真っ最中で、猫の手を借りたい事務所も多い。すでに完了した会計事務所も出てきている。御社が法人企業で、所得税以外で、企業として、今年になって1回も会計事務所が御社を訪問していない場合は会計事務所を替えた方が良いと思います。一昨年の定年退職まで36年間、会計事務所を見てきた、経営コンサルタントとして、 特に、1月2月3月決算法人は替えた方が良いと思います。

「会計事務所の見極め方2」
30年前は、手書きの時代なので個人の確定申告で手一杯で法人企業までは手が回らなかった。よって、1月、2月、3月決算法人にしわ寄せが当たり前だった。
今日では決算3か月前から、黒字か赤字かスレスレの場合は、粗利益額を増やしたり、冗費を削る等の対策がとれる。赤字か黒字かは銀行の心象にかかわる。特に3月決算法人は比較的、歴史があり規模の大きい会社がある。
コンピューター会計、しかも企業自身で入力し結果が分かる時代、その入力・仕訳が正しいかどうかを会計事務所に毎月、監査していただいて自信を持って経営結果を知り次の一手を考え実行する時代です。御社が法人企業で、所得税以外で、企業として、今年になって1回も会計事務所が御社を訪問していない場合は会計事務所を替えた方が良いと思います。
依頼する会計事務所によって結果が異なる時代。経営コンサルタントとして前向きで真面目な会計事務所を紹介し、税収を上げ雇用促進等をし、人に優しい企業を創造し会計事務所が地域社会から感謝されるようにしたい。

「会計事務所の見極め方3」
1.今の会計事務所に不安がありますか?
2.会計事務所のスタッフ(職員)が年々、減っていますか?
3.経営計画策定支援の話を過去、1回も会計事務所からしてくれなかった?
*1.2.3が「はい」の場合は会計事務所を替えた方が良いと思います。

4.今の会計事務所に満足していますか?
5.会計事務所が毎月、御社を訪問し、会計や税務面で正しいか監査をしている?
6.今期の経営計画策定支援を行っている?
7.今の会計事務所の料金に満足していますか?毎月の料金、決算料(30年前は3~4か月→今は5~6か月)、年末調整、書類作成料。
8.会計事務所との出会いが人生や経営をいい意味で変えましたか?
*4から8が「はい」の場合は、良い会計事務所だと思います。
8項目だけですが、前向きな経営者の見極め方です。
税金も会計事務所へ払う料金も安い方が良い、会計事務所にすべてやってもらうという考えの経営者の見極め方ではありません。
前向きな経営者が前向きで真面目な会計事務所とともに歩まれることを祈ります^_^
もうじき修士2年の知野(ちの) 進一郎です。

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