笑顔で過ごす、心の拠り所になったもの


3月から7月にかけて、毎日が戦争のようでした。夫が1日の休みもなく毎日が終電帰り、長期出張もあり、一心不乱に働くという大変な状態でした。夫の業界ではよくあることです。妻として、プロジェクトの成功と頑張りどころを私はただ陰ながら応援するばかりでした。

そんなわけで、今まで得られていた夫の家事や育児のバックアップが突然、完全ゼロになりました。すべて1人で切り盛りしなくてはならず、家の中はてんやわんや。仕事と大学と家事・育児の両立のため、私は朝早く出勤し、仕事が終わると、いったん帰って夕飯を作って子どたちに食べさせてから大学に出かける、大学が終わると一目散に帰宅、寝ずに私の帰りを待っている子どもたちのもとへ飛んで帰る、を繰り返す日々。本当は参加したかった企業視察もすべて涙をのんで見送りました。

毎日悲鳴を上げるほどでしたが、優先順位をつけて、仕事だけは最優先でがんばりました。夜は仕事も大学もあり、子どもたちには心細くさみしい思いをさせてしまったのですが、一緒にいられる時間を凝縮して、大切に過ごしました。

乗り切ることができたのは協力してくれた仲間や友人、諸先輩方のおかげです。あと1週間を乗り切れば、帰省して延び延びになっている親孝行ができます。父の初盆にも間に合いそうです。

そして、実は何より、私を支えてくれた心の拠り所は毎週末のゼミです。坂本先生の「人を大切にする」経営や生き方の話が元気の源でした。坂本先生にいつも学ばせていただき、スーッと襟を正しました。「世のため人のために生きよ」と話す、坂本先生の温かい言葉を聞いていると、いつも心が洗われて、まだまだ頑張れる、と思うのです。もっと大変な状況下で苦労を強いられている弱き人々はいる、と気付かされ、弱音を吐かないと心に誓っていました。おかげで、修士2年の最終日を笑顔で迎えることができ、夏季集中講義のあるこの1週間も無事に乗り越えたいと思います。

それでは、8月も素敵な毎日を。暑気払いをして、元気にお過ごしください。(福満景子)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

「笑顔で過ごす、心の拠り所になったもの」への1件のフィードバック

  1. 福満さん
    そのような大変な毎日でも、いつも笑顔をたやさず、
    女性らしい和みを醸し出されておられたのは、
    さすがです!
    本田佳世子