中小企業論の想い出

法政大学では、4大生と大学院生の新入生がキャンパスを賑わせている。

宝塚大劇場では、先月の29日から、Me AND My Girlが始まった。

ビルが一途にサリーを愛するスト-リーと軽快で素敵なメロディは宝塚の人気演目。

先々週の日曜日に、アンジュブリュム(MMC歌劇団)の旗揚げ公演が愛知県名古屋市の南山大学フラッテンホールであった。
新聞の記事で開催を知ったが、500人収容できる会場は完売になった。
南山大学等の名古屋の大学の女子学生のサークルの感じなので、同級生・先輩・後輩の聴衆が多かったようだ。

元宝ジェンヌのアドバイスもあるようだが、ここまで良く出来た、頑張ったと思う。
もちろん本場には劣ることは分かっているが、最後の方には感動の涙が出てきた。
数年前に宝塚を退団した歌が下手な娘役トップがいたが、大劇場で感激した。

一所懸命という純粋さが伝わった。
アンジュプリムには上手に歌うとか演じる気持ちはなかったと思う。
プロでも、上手にと考えると良い公演にならない。

とにかく、一所懸命、一心不乱に練習を繰り返してやりきって、本番も同じ気持ちで演じることだろう。

上手に
そこには奢りがあり謙虚さを失う。

坂本教授の中小企業論等では毎回、宿題が出る。
1週間後の授業までに数十社の会社を調べてくる。
午前2時位に起きてネット等で調べたり出来うることはやった。
結局、自分の勉強になっている。

2年前に中小企業論を静岡サテライトキャンパスで受講した。
先輩の企業の発表を聞いていると、その企業を見ている見ていないで格段の差があることが分かった。

三重県伊賀市の「もくもくファーム」さんを同じ1年生の矢部さんと発表するので、発表前に見てきた。
見て、食べて、ソーセージ等を買ってきているので、発表に迫力があったそうで行きたいと思わせたようだ。

それから数名のメンバーで視察した。

サプライズがあった。
矢部さんが予定していた会社に替えて、静岡新聞社から出版した「元気印中小企業のターニングポイント 逆風を追い風に変えた企業」に執筆した。
この本を見るたびに想いだす。
私も執筆したが、とにかく一所懸命しかなかった。

今も続いているが一所懸命しかない。上手に書こうとか発表しようという私心は生まれない。

私はこれだ分かったと思った時が堕落への始まりで死ぬまで勉強だと思っている。
坂本教授の「前へ前へ」と同じか。

サプライズは続く、昨年、「矢部」さんから「垣内」さんへ名前が変わった。
坂本ゼミの忘年会では山田元ゼミ長の仲人で祝宴があった。

垣内さんには夢がある。モクモクファームで披露宴を挙げることだ。

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