「人を大切にする経営」を実践する若手経営者、後継経営者を増やす

4月から坂本研究室に研究生として参加させていただき、6年ぶりに大学院で研究させていただいております。2010年に隣の研究科であるイノベーション・マネジメント研究科を修了し起業いたしました。日々地方で活動していると、「人を大切にする経営」を志向する経営者が増えてきているように感じます。

特にこれから長期に渡って自社を経営していくことになる、私と同年代の30代~40代前半の経営者、後継経営者の皆さんは「人を大切にする経営」に会社の方針、行動計画の舵を切ってから変わっていくのが早く、会社に及ぼす効果も多いのが特徴だと言えます。

事業承継の観点から日本の中小企業を見てみると、先代が引き継ぎたいと思っている会社の約半数に後継経営者がいないといった実態が白書等で明らかになっています。この数字は見方によっては危機的な状況とも言えると思います。しかし、若手経営者、後継経営者が経営人財として成長していくことで、社内に次の経営人財が育成されそれらの企業を承継していくことも可能だと私は考えます。私が知っている会社でも、いい会社になっていく過程で、次の経営人財が必ずと言っていいほど育っていきます。

さらに、実践の結果として、人を大切にする経営が企業業績だけでなく、賃金、社員の生き方、幸福度、社会的取組、子供の数の多さなど影響を及ぼす事象が多くの先進的な事例企業の取り組みから明らかになりつつあります。
地方創生に最も必要な視点は「地域に足腰の強い中小企業の数を増やすこと」これに尽きると私は思っております。

そのために、経営に携わる若手経営者、後継経営者は早い段階から「人を大切にする経営」の考え方、あるべき姿、各種取り組みに触れておくことが大切です。これから先も若手経営者、後継経営者が何をどのように取り組んでいけば良いか、地域企業の為、その点を真摯に研究して参ります。

                                      研究生 水沼 啓幸 

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「「人を大切にする経営」を実践する若手経営者、後継経営者を増やす」への1件のフィードバック

  1. 水沼さん
    投稿ありがとうございます
    勉強になりました!
    引き続き、どうぞ宜しくお願いいたします
    本田佳世子