札幌市の名刺に特化した日新堂印刷の阿部社長の苦労
私も名刺を創っている。
1年前の法政大学大学院、坂本光司ゼミブロ
今朝の法政大学大学院、坂本光司研究室のブログ。北海道出身の同級生、春木さんが札幌市の名刺に特化した日新堂印刷の阿部社長の苦労した時の投稿です^_^
会社の盛衰は経営者で決まる
「工業統計表・産業編」によると、平成22年の印刷産業全体の事業所数は29,179で、平成10年43,693事業所と比べ、約33%減少しています。
この厳しい印刷業界で、エコ名刺業界業績NO.1、リピート率88%超の印刷会社を、今週、訪問してきました。その会社は、札幌市郊外にある丸吉日進堂印刷さんです。
1992年、大学を卒業して間もない、現社長の阿部晋也さんは、父と母だけが働く印刷会社に入社。1996年、父のあとを継ぎ社長になった阿部さん。間もなく、売上の4割を占めていた取引先が突然の倒産。このままではうちも潰れる。絶体絶命の状況で、生き残りの道を模索中に偶然の出会いがあります。名刺印刷に特化し、日本一といわれていた会社を見つけるのです。
即、行動。東京にあるその会社に行き、教えを乞う阿部さん。熱意や真剣さが通じたのか、有り難いことに、日本一の名刺印刷の会社社長は、名刺印刷経営のノウハウ全てを阿部さんに教えます。札幌に戻り、名刺印刷に的を絞り込み、必死で取り組む阿部さん。しかし、まだ光明は見えません。このままで大丈夫なのか。不安な日々が続きます。そんな時、顧客からペットボトルを再生して名刺を作れないかと相談がありました。「やりましょう」と阿部さん。その時点で、世の中に前例はありません。調べてみると滋賀県に、その課題を解決できそうな会社がありました。早速、現地に飛ぶ阿部さん。その後、文字通り試行錯誤の末、ペットボトル再生材紙を使用したエコ名刺誕生。この成功が現在の当社代表商品である、バナナペーパー名刺の開発につながります。
こうしてみると、「ピンチこそ絶好のチャンス!」、「会社の盛衰は経営者で決まる」と言わざるを得ません。
阿部さんから学ぶ点
1、どんな時でも夢を諦めない
2、出来ないと言わない
3、損得より善悪、不自然より自然で考える、感じ取る、選ぶ
4、即行動
5、誰にも負けない努力をし続ける
6、利己ではなく利他を追求する
7、勉強好き
今日一日、皆さんにとって、素晴らしい一日になりますように。
春木清隆
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