ヘ-ゲルの弁証論の螺旋的発展を使うと

大学院の修士論文、やはり2時に目が覚めて新しいアイデアが噴出した。
ただ、原点への回帰だ。
8人の師匠、誰一人欠けても論文は成り立たなかった。

8人とも本からでもそうだがCDの回数は大学院入学前からだから相当数になる。

田坂広志先生の考えは様々な場面で使える。感謝。

多摩大学大学院田坂広志教授(シンクタンクソフィアバンク代表)はこんなことを言っている。

ヘ-ゲルの弁証論の螺旋的発展を使うと、法則を教えてくれる一つの哲学が、ドイツの哲学者、ゲオルク・ヘーゲルの「弁証法」である。
特に、彼の弁証法の主要なテーゼ、「事物の螺旋的発展の法則」は、我々に、歴史の発展のプロセスについて、深い洞察を与えてくれる。

では、それは、いかなる法則か。それは、世の中の物事は、直線的な発展をするのではなく、あたかも「螺旋階段」を登るように発展するという法則である。

すなわち、螺旋階段を登る人物を、横から見ていると、上に登っていき、発展しているように見えるが、上から見ていると、螺旋階段を一周回り、元の位置に戻ってくる。

過去への回帰と古き価値の復活が起こるのである。ただし、そのとき、この人物は、かならず一段、高い位置に登っている。
言葉を換えれば、歴史においては、その発展とともに、かならず「古く懐かしいもの」が復活してくる。

ただし、「新たな価値」を伴って復活してくるのである。この法則の事例は、枚挙にいとまがない。
例えば、いま、ネット革命によって世界中に広がっている「オークション」(競り)という購買方式。
これは、昔、世界中の市場(いちば)の片隅に存在していた。しかし、効率化と合理化を追求する資本主義の発展の中で、統一価格での商品販売が主流となり、この方式は、ひとたび市場から姿を消していった。

それが、ネット革命によって復活してきたのである。それも、単なる復活ではない。
かつては数百人相手にしかできなかった競りが、いまでは、数百万人相手にできるようになったのである。
また、ネット革命で急速に広がっている「Eラーニング」は、実は、昔懐かしい「寺子屋」の復活でもある。
集団教育ではなく、自分の能力と興味に応じて好きなペースで学べる方式の、高度な形での復活である。

さらに、現在、世界中で復活しているリサイクル運動も、かつて人類全体が貧しく、資源が貴重であった時代のリサイクル運動ではない。
現在のリサイクル運動は、資源節約だけでなく、地球環境の保全をめざした、新たな次元での復活に他ならない。
では、もし歴史が、この螺旋的発展の法則に従うならば、これから人類の文明は、いかなる文明に向っていくのか。
その答えは明白であろう。
古く懐かしい文明の世界観が、新たな価値を伴って、復活してくる。

すなわち、人類の文明の黎明期を担った東洋文明。自然との共生と、生命論的世界観を中心としたこの文明は、歴史の舞台において、科学技術の発達と機械論的世界観によって力を得た西洋文明に、その主役の座を明け渡していった。
しかし、これから、その西洋文明の機械論的な世界観の限界を超え、古い東洋文明の生命論的な世界観が、新たな価値を伴って復活してくる。

そのことは、例えば、地球環境問題の深刻化の中で、地球というものを一つの巨大な生命体と見る「ガイア思想」に多くの人々の注目が集まることや、仏教思想の「山川草木国土悉皆仏性」に影響を受けた「ディープ・エコロジー」の思想が広がっていくことに象徴されている。

 この理論から、手書きからソロバンからコンピュ-タに変わったが40年前の巡回監査の原点に戻ることである。
企業と会計事務所のコミュニケ-ションは電話や口頭から、かなりの部分がメ-ルになっている。
人間は感情の動物であるから、口頭によるコミュニケ-ションを大切にする必要がある。

また、毎月の会計事務所からお客様・関与先企業へ事務所通信の送付、改正税法は経営者等に巡回監査時に口頭でも説明することも大切だ。
税金の使途への関心は年々高まっている。改正税法の説明を丁寧に経営者に伝えることは大切だ。

お客様・関与先企業や銀行(員)からの紹介等でお客様企業を増やしている事務所は定期的に情報を提供している。
最近ではメルマガでの情報提供をしている会計事務所も増えているようだが、会計事務所へ情報提供する会社のメルマガは最初は新鮮だが、紙と違って人間味を感じることがないためにネット情報が氾濫していることもあり飽きてくる。
予実管理が重要だ。比べるものがなければ問題点・課題点がみつからない。
実績と予算・目標の差異、黒字企業の同業者比較、前期比較が目安になる。経営分析結果から問題点・課題点を指摘すると同時に良い点をほめることも大切だ。

今日の夕方は別件で坂本教授に会う。
3日は、TKC会員税理士で坂本ゼミ生の事務所でアドバイスをいただく。
4日は、坂本教授の焼津市の自宅を訪ねて指導をいただく。
5日は、東京のTKC出版を訪ねるが、今朝、なぜ行くか分かった。
これも原点回帰。

論文は、11日午前中にまとめ自宅近くのキンコーズで製本、翌日、東京で産学連携ブロジェクトがあるので、その後、大学院の事務局に提出する。

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