6次産業が5年間で30%増。

来月、法政大学大学院 坂本光司教授とゼミ生で1年がかりで取り組んだ本が出版される。
20社の事例だ。

「ミチナル」さんと同じことをやれば無駄な葉っぱ等はなくなる。
食料自給率が100%を超えることは輸出の方が輸入より多いことを物語る。
「商業界」、笹井編集長のブログから。
価値観が似ているので連日の投稿となる。
6次産業が5年間で30%増。

2017年03月16日(木) 09時27分09秒NEW !
テーマ:取材メモから
アメリカ127%、カナダ258%、ドイツ92%、スペイン96%、フランス129%、イタリア61%、オランダ66%、スウェーデン71%、イギリス72%、スイス56%、オーストラリア205%……
対して日本は39%と他国に比べて著しく低い値となっています。
ご存知、カロリーベースでの食料自給率です(日本は2015年、日本以外は2011年の数字)。

農林水産省の統計によると、第6次産業に含まれるビジネス農業体の事業所数が増えています。
2009年の約1万1000が2014年には約1万4300と5年間で約3割増。
第2次産業の工場数は、第3次産業の商店数が減少していることと比べると注目したい数字です。

その一つに、岐阜県高山市にあるミチナルという会社があります。
ミチナルは2015年設立の新しい会社。
未来に向けて農家と市場、農家と生活者をつなぐ「未知なる道をつくろう」という願いを社名に込めています。

じつは高山市はホウレンソウの一大産地。
市町村の中ではトップの年間1万3000トンを生産します。
しかし、その3割に当たる4000トンが端材や規格外として市場に出荷できず廃棄されていました。

ミチナルの山下喜一郎社長は、「鮮度や味はまったく同じでおいしいのに捨てるのはもったいない。何とかこれを活かして商品化できないか」と考えました。
それが「捨てない農業」の実現を目指して、廃棄されていたホウレンソウの加工を事業とするミチナルの原点です。

農家は手間ひまをかけて野菜をおいしく育てます。
それを余すことなく、すべておいしく食べてもらうために、同社では規格外品や選別時にはじかれる外葉や根を新たな形にして販売しています。
すべて使い切って、捨てるところをなくす。
農家にとっても、生活者にとっても最善の道――。
ミチナルの実践はこの道を拓き、市場を創りだす営みです。

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