未来工業さん

岐阜県の安八町の未来工業さん、「人を大切にする経営学会」の視察会で初めて訪問させていただいた。

山田 雅裕社長のお話、創業者のお父さんの山田昭男さんの話は聞いたことがないが、お父さん譲りの風貌。
65歳の給与額は維持したまま70歳の定年制とした等、トップとして覚悟を決めていると感じた。

山田昭男創業者、下請け仕事はしない、他社と同じことはやらない。
報連相禁止、上司の命令禁止、、。おやっと思われると思う。
報連相をキャンペーンとして行った会社は倒産した、やらされ感があるからだ。

この社風は、最近、中日新聞で45回に渡って掲載された「未来な会社のつくり方」の10回目。ブカタン(舞台監督)にあると思う。

何回目かの公演で、昭男が演出を担当したときことだ。役者に細かく指示をしても、みんな思うように動いてくれない。ぎくしゃくした空気を感じ取った松原が穏やかに言った。

「山田くん、君はすべての役者を思うままに使おうとしているが、いちど彼らのやりたいようにやらせてみてはどうだ。」

それでうまくいくはずがないやろ、、。疑いながら、仕方なく従った昭男だったが、すぐに考えをあらためることになる。目の前の舞台は、あれこれ口を出していたときより、ずっと良くなっていた。
演劇が好きで集う者たちが、良いものをつくろうとしないはずはない。信じて、任せる-。松原の教えは生涯、昭男の胸に刻まれることになる。

「常に考える」

すべての社員が自主的に喜んで働く原点だ。好きで集う社風になるまでは時間がかかると思う。
山本五十六の「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。話し合い耳を傾け承認し任せてやらねば人は育たず。やっている姿を感謝で見守って信頼せねば人は実らず」と同じだ。

節約は徹底していて、本社にはコピー機1台しかなく、蛍光灯1本1本ごとにヒモがついていて使う時だけ点灯する徹底さである。
プリンターは部署毎にあるとのこと。

年功序列であるが10数年に1回ひずみが生じるので、例えば経理部長が営業部長に異動の人事も行う。

お客様の声を大切にしている。ちょっとした工夫だが建築現場で働く社員が少しでも仕事をしやすくするため。ノルマがないのは、その日の内に対応できるから、、、が、ますますお客様の信頼を生む。

未来工業さん、その良さ、本質が本当に分かるのは未来(勤務して数十年後)かもしれない。 — 場所:  知野進一郎【いい会社の秘訣】

2年前の投稿^_^

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です