今晩10日(月) 22時からのNHK「プロフェッショナル」。やりきる医師。

今晩10日(月) 22時からのNHK「プロフェッショナル」。やりきる医師。

家族に未来を、取り戻す

移植外科医・笠原群生

重い肝臓の病で命の危機にひんした子どもたちが生きる望みをつなぐ、最後の手段がある。
親などから病気の子どもへと肝臓の一部を移植する、小児生体肝移植だ。
この分野で年間世界一の手術数を誇るのが、移植外科医・笠原群生51歳。
患者の10年生存率は、全国平均の84.4%を大きく上回る91.1%。
それまで困難を極めていた体重5キロ以下の乳児に合う、薄く小さな肝臓の切り出し方を考案するなど、革新的な技術を編み出し、世界から注目を集めている。

笠原は、病気の子どもが親からもらい受ける肝臓は、子どもを助けたいという親の強い思いのつまった「命のプレゼント」だと言う。
その“家族の未来”を確実につなぐために、1,200件を超える手術を経験してもなお、手術の前には必ず時間を設けて手術記録を見返すなど万全の準備を施し、あらゆる限りの手を尽くす。

信念は、「やるのではない、やりきる」こと。

番組では、昨日助けられなかった子どもを、明日はなんとか助けられるよう、毎日毎時、ほんの少しでも前進しようともがき続ける医師の生きざまに迫る。

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