日本だけでなく、世界で10%の会社が実践していそううだ。

「社員とその家族を大切にする経営」。
日本だけでなく、世界で10%の会社が実践していそうだ。

24日から26日に開催された、法政大学院 坂本 光司ゼミの台湾視察を終えての感想だ。

来年は「人を大切にする経営学会」で、2泊3日での台湾視察等を行う時かもしれない。

また、第9回「日本でいちばん大切にしたい会社大賞」の受賞企業に海外の2~3社の企業が入るかもしれない。

坂本教授、真の「世界でいちばん大切にしたい会社」を執筆するかもしれない。

日本、出光 佐三。

終戦の2日後。社員を集めて訓示します。
「愚痴をやめよ。世界無比の三千年の歴史を見直せ。そして今から建設にかかれ」
「泣き言をやめ、日本の偉大なる国民性を信じ、再建の道を進もうではないか!」

全従業員数は、約一千名いたが、多くの企業が人員整理をするなか、従業員の首をきらないことを宣言。

滋賀県湖西市の家族経営の「シンコーメタリコン」さん、京都で創業した祖父の考え、「社員とその家族を大切にする」が京都大学の図書館から見つかった。

戦後は食えれば、社長について行こう。
高度成長期は、毎年、給与が上がった時代。

バブル崩壊、リーマンショック、3.11と日本人の価値観が大きく変わった。

2年前に訪問した、中国の「双童ストロー」さんは社員とその家族を多いに感じた。
日本の戦後かもしれない。

台湾の3社は今の日本と中国の中程か。

日本、どんなに素晴らしい会社でも、勤務外の会社行事への参加率は年々、悪くなっているようだ。
戦後から高度成長期までは全員参加が当たり前だったと思う。

70歳で坂本教授は退官する。
坂本ゼミも解散する。
今後は、「人を大切にする経営学会」の学会員が自分の得意分野をボランティア精神で自分の役割を果たしていく、そんな学会になると思う。
今回の台湾視察は、64歳の私より若干若い、1年生のゼミ生、山元 証さんが台湾に限らず視察していた経験と人脈を生かした。

「やらまいか」から「やらないか」になった浜松を「やらまいか」に還る、浜松市のセイブ自動車学校の早川 和幸社長・校長はこれからの浜松の若手経営者を引っ張る一人だ。
共に苦労している。早川社長、台湾へは20回ほど、ゴルフ場の視察をしたようだ。
坂本教授の「日本でいちばん大切にしたい会社」を読んで衝撃を受けた。
ゴルフ視察も観点が変わるかもしれない。

ちなみに、既刊の「世界でいちばん大切にしたい会社」は坂本教授は関係していない。
世界から日本が学ぶ、日本から世界が学ぶ。
そんな境界線もなくなるかもしれない。

「伊那食品工業」さんの塚越会長の座右の書は佐三だ。

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