坂本光司ゼミの優秀な後輩、赤爺、山元証さんの投稿をシェアする

久々、法政大学大学院 坂本光司ゼミの優秀な後輩、赤爺、山元証さんの投稿をシェアする。

華為は日本の携帯市場を凌駕するのか?

電車の中でスマホに夢中な女子高生の後ろの小洒落た華為(HUA WAY)の携帯の宣伝を今日、見た。
えっ!日本で?と凄く違和感を感じた。
華為はアップル、サムソンに次いで携帯世界第3位だが、ややコンセプトが違う。

売り上げ8兆8000億円。世界170カ国で18万人の社員を抱える中国メーカーだが、何と社員の45%がR &Dで働く。

日本法人は昔からあるが年内には船橋市の森精機の工場跡地を買収して工場を!と言う話だが、実はR &Dなようだ。
日本の匠の技と品質管理を学びたいと言っている。

日本での大卒の新卒初任給も40万円と破格だ。
日本でどの位SIMフリーが浸透しているか?恥ずかしながら知らないが、華為はこの分野では日本で断トツのシェアを持っているらしい。

更に華為は携帯カメラで他を寄せ付けない精度を持つ。
インスタ流行りの日本で、アップルのカメラ精度が悪いというクレームを受けて、アップルの市場を奪おうと言う戦略だ。

やがて携帯市場は米アップル、韓国サムソン、中国の華為が日本でもシェア争いをする時代が来る予感がする。

悲観的な事ばかりでは無い。
2016年の華為の日本企業からの部品調達額は3691億円と言うデータもある。

暗黙知にプラスする日本のIOT化が先行するか?
中国の日本の品質や匠の技の吸収が早いか?
米の創発が勝つか?

競争と協業の中で、日本は冷静に設備と新素材開発に特化してもらいたい。

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