出雲土建さん

法政大学大学院 坂本 光司ゼミ、最後の島根合宿、3日目。

出雲土建さん。出雲カーボンさんを訪問する。

出雲カーボンの経営理念

一、 調湿木炭の製造・開発を通して、快適な住環境の提供と豊かな社会づくりに貢献する

調湿に特化した木炭事業は、健康的で省工ネルギーかつ長持ちする快適な住環境を提供し、
環境産業への取組みと雇用創出により豊かな社会づくりに貢献します。

一、 社員と事業に関わるすべての人の幸福を実現する

社員と事業に関わるすべての人の幸福を実現することが、お客様の喜びと感動を生み出す原点と考えます。

一、 信頼される誠実な仕事をする

産学共同・連携等による研究開発により、製品の科学的根拠を明確にし、
お客様から信頼される誠実な仕事をします。

社訓

「和」 「誠意」 「感謝」

行動方針

1 和やかに笑顔で行動します

2 誠意を持って行動し、お客様の信頼に応えます

3 出会いと縁に感謝し、素直な心で行動します

代表挨拶
社会から信頼され、必要とされる企業をめざして
調湿木炭「炭八」を通じ、快適で健康的な住まいづくりに貢献します。

CHANGE THE AIR

社会から信頼され、必要とされる企業をめざして

調湿木炭「炭八」により空気を変え、快適で健康的な住まいづくりに貢献します。

2001年 日本最大級の炭化プラントを出雲に建設

出雲カーボンの創業は2001年。日本全国の戸建住宅の床下を調湿木炭「炭八」により除湿して家を長持ちさせることを目的に、木材のリサイクルによる日本最大級の炭化プラントを島根県出雲市に建設したことにはじまります。

「調湿木炭で床下が除湿できる!」と言っても、信用されない創業当初

出創業当時、「木炭」といえば農林業品・燃料用であり、湿気を吸ったり吐いたりするいわゆる調湿材としての効果・効能に関することは言い伝えなどによるものが多く、データによる裏付けがなかったことから、工業製品とは言いがたいものでした。
従って、製造方法の確立、測定データによる効果の実証、マーケットの掘り起こし等は、新規事業でもありゼロからのスタートでした。
炭化炉による木炭の製造開始前から産学共同研究により、製品の調湿能力が最も高くなる樹種の選定や製造条件の確立と床下の除湿効果の実証に、販売開始までに1年間を費やしました。

自然と先人の知恵に学び、産学共同研究により実証

創業以来私たちは、「炭八」の利用にあたり、高温多湿である日本の「調湿に関する先人の言い伝えや知恵」を現代の住環境作りに取り入れています。
「炭八」を住環境に利用し、家の病気を治すことが、人の健康につながることを科学的・医学的に評価するために、大学など様々な研究機関・研究者(工学・医学・生物学・建築学等)との産学共同研究等により効果を実証してまいりました。

今、活用分野も多岐にわたり、住環境と健康に役立つ可能性

創業から約16年経過した今、調湿木炭「炭八」の効果は当初の予想をはるかに超える支持を得ており、活用分野も多岐にわたり、除湿効果をはじめ、上下階の防音効果や、建材等の化学物質の吸着、節電効果、過乾燥対策、空気浄化など「住まいと人」の健康に役立つ可能性を拡げています。
出雲カーボンは、日本の中でも出雲大社のお膝元である出雲という土地にご縁を得たことに感謝し、常に新鮮な驚きと熱意で本物の住まいのあり方を探求し続ける会社でありたいと考えています。
今後もお客様から信頼され、必要とされる企業をめざしていく所存ですので、出雲カーボンの活動にご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

代表取締役 石飛 裕司
1953年生まれ。普通高校卒業後、測量会社を経て74年衛生空調設備会社に入社、83年出雲土建株式会社移籍入社。
91年同社代表取締役。2001年出雲土建の関連会社として出雲カーボン株式会社を創業し代表取締役、現在に至る。
2007年第2回ニッポン新事業創出大賞アントレプレナー部門で優秀賞を受賞。

推薦のことば
坂本 光司
(さかもと こうじ、1947年6月4日 – )
1947年静岡県生まれ。法政大学大学院政策創造研究科教授、法政大学大学院静岡サテライトキャンパス長。
「人を大切にする経営学会」会長。「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞・審査委員長。他に経済産業省やJICA等、国や自治体、団体の委員多数を務める。専門は中小企業経営論、地域経済論、障がい者雇用論。著書は『日本でいちばん大切にしたい会社シリーズ』など、のべ80冊以上。

働く人・顧客・地域にとって価値ある企業は日本の宝。
出雲カーボンのものづくりは「利他」の精神から。
私が専門とする研究分野は中小企業経営論、地域経済論などです。
日本国内でこれまで足を運んで訪問調査やアドバイスを行ってきた企業はおよそ8,000社に上ります。
多くの企業を実際に見て、詳しく知る中で、企業の理念や商品、サービスを総合的に見た時「この会社はいいな」と感じられる会社は、1割ほど。さらにそこから、広く紹介したいと思えるような素晴らしい会社は、ほんの一握りです。
出雲カーボンと、その母体となる出雲土建株式会社は、『人に喜ばれる仕事をしよう』(WAVE出版)という私の著書の中で、「炭八」の商品開発を通じてひたむきに住環境を追求する企業として紹介しています。

「炭八」開発の原点は、石飛社長の「1人でも多くの人に、健やかに暮らしてほしい」という思いです。
住宅の建材から発生する有害物質を吸着し、自然な調湿機能によってカビやダニを減らす木炭を高い品質で提供するために、島根大学との共同研究に社長自ら取り組んできました。
製品の規格化を行い、さまざまな研究機関との産学連携によって機能・効果の科学的な裏付けを得たことで、「炭八」を使った住まいは出雲から日本全国に広がりつつあります。

企業経営の使命は、会社に関係するすべての人を幸せにする活動だと私は考えています。
社員とその家族が「この会社にいられてよかった」と感激でき、取引先や協力企業が感嘆する企業のあり方、お客さまを感動させる商品づくり、会社が属する地域への貢献、株主や金融機関が「あの会社に投資してよかった」と思える経営が揃った「五方よし」こそが、企業の理想形であり、この理念をつらぬくことが企業を長続きさせる秘訣です。

 出雲カーボンは、売りたい、儲けたいという気持ちが先に立った企業ではありません。
社員、取引先、お客さま、地域、株主という五方の幸せづくりのために愚直に、一途に努めてきた企業だからこそ、多くの人に応援されていますし、私も高く評価させていただいています。
人の利益を優先する「利他(りた)」の精神を保ち、時代が求める商品をつくり続けるのは、並々ならぬ苦労があるでしょう。
しかし、こうした価値ある企業は、地域を活性化し、日本を明るくする宝です。「炭八」を使った住まいで多くの人が長く健康に過ごしてほしいという願いのために、これからも歩み続け、発展していただきたいと思っています。

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