東邦銀行

今日は、3.11東日本大震災の日だ。

当日に、後で紹介する信じられない対応をしたのが東邦銀行さんだ。通帳がなかったり、ATMカードでお金が降ろせない、残高は分からない。
後日、東邦銀行さんの預金残高が増えていく。
お客様と社員を大切にした結果だ。

「日本でいちばん大切にしたい会社大賞」おめでとうこざいます。

実行委員会特別賞

1)企業の概要

(1)企業名 株式会社東邦銀行

(2)所在地 福島県福島市

(3)代表者 取締役頭取 北村清士

(4)主事業 金融業

(5)設立年 1941年

(6)社員数 3,210名

2)主な受賞理由

(1)金融機関という難しい業界にあって、働き方改革に積極的に取り組んでおり、社員1人当たり月間所定外労働時間は、平成27年に比べ約35%減少している

(2)休業期間3年で分割取得回数制限なしの介護休業や、期間3年の育児休業、さらには、復職支援セミナーや事業所内保育施設の開設(3か所)等、介護や育児のための支援制度の充実は傾注に値する

(3)近年の離職率は0.9%と極めて低い

(4)東日本大震災の折、証明書を亡くした預金者に希望する金額を払い続けた経営姿勢は、関係者から高く評価されている

法政大学大学院 坂本 光司ゼミのブログの福島県出身の本田佳世子さんの投稿から。

福島県福島市に本社がある東邦銀行の会社の精神(コーポレートメッセージ)は「すべてを地域のために」です。
東日本大震災の後、預金通帳やキャッシュカードが流された預金者の方がたに対して、「すべてを地域のために」の精神に基づき、現金の緊急払い戻しの要望に迅速な対応をしたこと、

一方、預金者も過分にもらい過ぎた分は後に返金に来たなどして、結果、間違った払い戻しをしてしまう´事故´が1件も無かったことなど、実直な県民性や銀行との信頼関係が書かれています。

この時の頭取の指示は「´事故を起こさないこと´よりも´被災者の役に立つこと´を優先してほしい」でした。

「すべてを地域のために」の精神に基づいた頭取の迅速な決断と指示は、フォローワーである銀行員の心に響く強靭なリーダーシップとなって、銀行員は寝食を忘れて奮闘しました。

読みながら心がうち震えて泣きました。併せて、ゆでガエルになっている自分が情けなくなり泣きました。頭取の圧倒的な不動のリーダーシップに比べて自分のリーダーシップは偽物で矮小に感じられたのです。

私の祖母の叔父は猪苗代銀行を創立しました。
その後、県下の地方銀行が譲渡や合併を繰り返して東邦銀行になりました。

ご先祖様に恥ずかしい思いをさせないように、自分の性根を直したいと心底思いました。そのぐらい、頭取の、「すべてを地域のために」の信念の強さに心を揺さぶられたのです。

逆境で人は磨かれる、または、逆境で人の真価が問われる、とよく言われますが、日本には、突発の非常事態にも平時と同じにブレずに「すべてを地域のために」の精神を貫く信念のリーダー、地域のために心燃やすフォロワーたちと、素晴らしい方々がいらっしゃるんですね! 

坂本先生の学びに感謝して。犠牲者の方々の鎮魂、そして生きる方々に幸あれ、光あれと祈念して。

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