改めて見ると、50の第一次審査基準
改めて見ると、
(18)少なくとも既卒3年いないであれば新卒枠で応募が可能ですか。
は、優しいなと思う。
明日、第8回の
「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞受賞式が開催される。
5つの応募資格と50の第一次審査基準を確認しておきたい。
応募資格は過去5年以上にわたって以下の5つの条件全てに該当していること
①希望退職者の募集など人員整理(リストラ)を行っていない
②仕入先や協力企業に対し、一方的なコストダウンなどをしていない。
③重大な労働災害を発生させていない。
④障がい者雇用は法定雇用率以上である。
(常勤雇用50人以下の企業で障がい者を雇用していない場合は、障がい者就労施設等からの物品やサービス購入等、雇用に準ずる取り組みがあること)
⑤営業黒字である(やむを得ない事情があればのぞく)
第1次審査基準(財務評価と経営評価がある 経営評価は2点×50問=100点満点=は以下の通り)
1 社員とその家族に関する項目
(1)正社員の比率は65%以上ですか。
(2)正社員の年間平均賃金(時間外手当をのぞく)は業界平均以上ですか。
(3)過去3年間の賃金は増加傾向ですか
(4)正社員の年間平均転職的離職率は3.0%以下ですか。
(5)正社員1人当たりの平均所定外労働時間は月に10時間以内ですか。
(6)週の労働時間が50時間を超えている労働者はいません
(7)年次有給休暇の取得率は70%以上ですか。
(8)働き方改革(時間外労働時間の削減、年次有給休暇の取得促進など)に関する数値計画がありますか。
(9)全社員に決算内容などの経営情報を毎月公開いますか。
(10)女性管理職は30%以上ですか。
(11)社員が死亡したり就労継続困難になった場合、子供が高校または大学を卒業するまでの支援制度がありますか。
(12)全社員に対する派遣社員の割合は5%以下ですか。
(13)過去3年間において在籍中出産した女性労働者の育児休業取得率が80%以上ありますか。
(14)育児休業や介護休業を取得する社員に対して独自の支援制度がありますか。
(15)実質定年年齢は66歳以上ですか。
(16)過去3年間において、66歳以上の高年齢者を新たに雇用しましたか。
(17)現在70歳以上の正社員または非正規社員がいますか。
(18)少なくとも既卒3年いないであれば新卒枠で応募が可能ですか。
(19)中長期的な人材育成の観点から社内教育制度を整備していますか。
(20)社員の数が過去5年間で維持・増加していますか。
(21)独自の福利厚生制度はありますか。
(22)従業員全員の心と体の健康を守り、増進するための全社的な取り組みを実施していますか。
(23)社員の誕生日などメモリアルデイに会社としてお祝いをしていますか。
(24)社員満足度調査を毎年実施していますか。
2 外注先・仕入先に関すること
(25)発注単価は双方が対等の立場で紳士的に決められますか。
(26)仕入先・外注先に対する支払いは全て現金決済ですか。
(27)締め後の支払いは20日以内ですか。
(28)仕入先・外注先に責がないのに依頼していた仕事を内作したことはありませんか。
3 顧客に関すること
(29)新規顧客数が過去2〜3年間増加していますか。
(30)顧客の70%以上は口コミあるいは紹介客、もしくはリピーター客ですか。
(31)顧客満足度調査を毎年実施していますか。
(32)顧客からのクレーム情報は半日以内にトップまたは部門長にまで上がっていますか。
4 障がい者雇用など社会貢献に関すること
(33)過去3年間に障がい者など、社会的弱者を新たに雇用しましたか。
(34)障がい者の雇用率は2.5%以上ですか。
(35)重度障がい者又は精神障がい者を雇用していますか。
(36)雇用している障がい者の50%以上は正社員ですか。
(37)障がい者の平均勤続年数は平成25年度雇用実態調査における平均勤続年数(身体10年、知的7年9ヶ月、精神4年3ヶ月)を上回っていますか。
(38)現在雇用しているすべての障がい者の賃金は最低賃金以上ですか。
(39)障がい者の職務の遂行に必要な助言・指導を行う支援員を配置したり、支援機関からの支援サービスを積極的に活用していますか。
(40)障がい者就労支援施設・企業などからの商品やサービスの購入を意識して実践されていますか。
(41)過去3年間にニートや難病など就労困難者を雇用しましたか。
(42)非正規雇用から正社員への転換制度はあり、かつ実績を積んでいますか。
(43)非正規雇用労働者の待遇改善に取り組んでいますか。
(44)本業以外の社会貢献活動を2つ以上、実施していますか。
5 企業永続のための布石
(45)経営計画は全社員参加で策定し、発表会を開催していますか。
(46)中長期経営ビジョンはありますか。
(47)後継者はいますか。
(48)自己資本比率は50%以上ですか。
(49)売上高営業利益率は3%以上ですか。
(50)研究開発費や教育訓練費など未来経費に売上高の1%以上を投下していますか。
第2次審査項目(10項目×5点=50点)
1第1次審査項目の実数の現地確認
2提出された3期分の決算書の主要項目の確認
3第2次審査基準に基づく審査
(1)職場の雰囲気レベル
(2)職場環境・社員食堂なd福利厚生施設のレベルと傾向
(3)経営トップの経営の考え方・進め方のレベル
(4)社会貢献・地域貢献のレベルと傾向
(5)財務の健全性のレベルと傾向
(6)社員とその家族に対する姿勢のレベルと傾向
(7)仕入先や協力企業などに対する姿勢のレベルと傾向
(8)顧客に対する姿勢のレベルと傾向
(9)障がい者や高齢者に対する姿勢のレベルと傾向
(10)全体所見
第3次審査
1 第1次審査結果と第2次審査結果を踏まえた総合評価
2 経済産業省た厚生労働省からのチェック
2月27日に記者発表が開催されたが、中小企業診断士、フリージャーナリストとして参加した神原哲也さんの投稿を一つずつ確認した。
コメントを残す