坂本教授が訪問した会社は以後、発展している企業がほとんどだ。何故か?

昨日、3月26日の愛知県豊橋市の「くればぁ」さんへ師匠の法政大学大学院 坂本 光司教授と訪問させていただいた。

私にとって大きなターニングポイントとなった。

坂本教授に同社への金魚のフンになっての同行訪問をお願いしたのは、先週の土曜日の坂本教授が70歳で定年退官するのでゼミ解散式・終了生を送る会で毎週土曜日のゼミで配布されている坂本メモの予定を見て、その場でお願いした。

4月中旬には、「人を大切にする経営大学院」の最初の塾生が30数名入学されるので、参考にして欲しい。
もちろん、それ以外の方も参考にして欲しい。

いつもなら、前日までに訪問企業のHPを出力してポイントとなる箇所にマークをするが、中国(外国)への訪問等で忙しく、豊橋へ行く直前だった。
ただ、出力しなかったが、教授を豊橋駅から同社まで送り迎えをするので前日にはHPで同社の場所等は確認した。
その時、見たHPだ。
http://www.nippon-clever.co.jp/

会長の「中河原 四郎」で検索した。HP等しか出てこない。
「くればぁ 中河原 四郎」で検索すると、
http://tasuki-inc.com/clever/

目を通すと、「坂本経営学そのものだ!下請けからの脱却のきっかけは?」が分からない。
障がい者雇用の有無等の質問項目がいくつか湧く。

一番、聴きたいのは、下請けからの脱却からの本質的なきっかけ、動機だ。
当日は、同社へ入ったのは13時前後、教授は夜の東京での「神田経営者クラブ」でも話すので、15時過ぎの新幹線に乗らなければならないので、深堀の質問はできなかった。

社長が、小学生か中学生時ににお父さんとお母さんと妹さんが歩いている時に妹さんが交通事故に遭い生きるか死ぬかだったようだ。
同時に、会社の経営も借金の返済等で両親の大変さを見ていたからだった。

5月で65歳になる私だが、30歳前に、「戦前から成功するには、①戦争、②大病、③監獄(戦前は思想犯でも殺された)の生きるか死ぬかのいずれかを経験しなければならない」を知っていた。
今は大病か、経営で借金に追われるとか、創業以来信頼してきた社員が退職して同じ商売を始めるとか、社員が同時に辞めるとかの生きるか死ぬかの体験が必要だ。

HPを見た時に、「くればぁ」さんの名前は出てこなかったが、TVで紹介されていたのを思い出した。

決定的は「羽生マスク」だ。羽生マスクで色々出てくる。
最高価格は、23600円もある。
オーダ-メイドになるので、自分の口にぴったりで密閉になるので花粉症にも良いようだ。
私は花粉症だが今年は発症して耳鼻科にすぐ行ったので飲み薬と数年前から登場した鼻へのシュシュで楽だ。
https://news.careerconnection.jp/?p=50316

やはりそうかと思ったことが確信に変わった。
坂本教授に弟子入りしてから4年経過するが、3年目からの疑問が解決した。
坂本教授が訪問した会社は以後、発展している企業がほとんどだ。
何故か?

横浜ショコラボさん、、、、先日の中国や昨年の台湾の会社、、。

社員を家族と考えている。
社員とその家族の幸せを第一として経営しているが、同業者や知人等から、「お前、馬鹿じゃない?、儲けを考えないで何を考えてるんだ!」等言われる。
それを今では8000社を超える企業を視察した坂本教授が、「社長(会長)の経営は間違っていません」と断言するので、社長(会長)は自信を持つ。

自信を持って経営されるので社長(会長)の家族や社員とその家族、社外(仕入先等)社員とその家族、取引先の社員とその家族、、、まで伝わるので発展する。

坂本教授、以前から1割はそういう会社だと言っている。昨年、台湾の素晴らしい企業を訪問した時に教授は会長に「同じような企業はどのくらいありますか?」の問いに対して1割との回答であった。ベトナムでも素晴らしい企業があった。多分、世界中どこでも、社員を家族と考える企業が1割程度いると推察する。

同社で素晴らしいと思ったのは2点だ。

中河原社長、サーフィンが趣味だ。
ボードに乗っている時にアイデアがヒラメキ、自分のアドレスへメールをしているようだ。

もう1点は、数分、会社(工場)内を回った時に社員の皆さんから、やらされ感をまったく感じない自然の挨拶をされたことだ。
会社や部屋に入ると、一斉に立ち挨拶をされる企業も多いがやらされ感を感じる。

少しの時間だが、社員の方が集中している時にの挨拶は迷惑をかけていると思う。

自然の挨拶と感じるのは、長野県伊那市の「伊那食品工業」さんだ。

同社に入った時に人に優しい空気感、風土を感じた。
会社(工場)内を回った時に確信した。

敢えて言うと感謝をしていることも、社員とその家族の幸せを考えている会社の特長だ。

結果として、地域貢献、社会貢献、障がい者雇用、、、につながる。

「くればぁ」さんの貢献は、2番目のURLにある。

写真は、中河原社長のFacebookの投稿を写メさせていただいた。

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