選ばれる大企業、捨てられる大企業

T社に期待したい。影響力が大きい。

「人を大切にする経営学会」の坂本 光司会長が静岡文化芸術大学教授、(法政大学大学院客員教授)の時の2007年6月に出版した、「選ばれる大企業、捨てられる大企業」が、ようやく届いた。

アマゾンで新古本を注文し発送済みで到達しないので、1再注文して届いたものだ、三度目だ、いい加減な古本屋もある。

会長が2007年の翌年の2008年4月に法政大学大学院教授になり出版した、
「日本で一番大切にしたい会社」は、ベスト&ロングセラーとなり、1、2、3、4、5、で累計70万部を超え、最近も6が発売された。

物事は、早すぎても遅すぎてもダメでタイミングが合わないといけない。
2007年は早すぎて在庫の山で坂本会長宅でも会長宅の往来を妨げているかも知れない。

本のはじめに、おわりにを読む、おわりにで「I社が、我が国最大企業のT社では、すでに坂本さんが指摘されたWIN、WINの関係構築の重要性に気付いてか、資材・購買・外注といった中小企業担当窓口を最重要ポストに位置付けして、人格・識見・能力に優れた人柄の良い人財を配置し出しました」 とある。

数年前、下請けと言われる社外社員を大切にする経営に舵を切り始めたと投稿したら、何人もの方から、まだ、年に2回の値下げ要求があるとお叱りをいただいた。まだ続いているようだ。

優れた人柄の良い人財を配置しても、結果が出るまでは2年は必要だ。
前任者の影響が半年は尾を引く。
社外社員の下請け企業が応援団になるのが更に半年はかかる。
この間に成果を求めても出ない。

ただ、下請け企業、社外社員は変わりつつあることを見ている。
味方になれば、電池自動車へ移行していく世界の潮流の中でT社と一緒にやりましょうとガソリン車から自動運転車、電池自動車?を共同開発していくことができる。

速読した。
企業数はさらに減っている。いい企業でもトップが入れ替わるとブラックにもなるし逆もある。
坂本会長、教授の新産業創出論を受講している感じをした。

中小企業に限らず、社員とその家族の幸せを第一とする大家族経営は大企業でも必要になった。
バブル崩壊までは、みんな伸びているので、WIN WINだった。

バブル崩壊から、リーマンショック、3.11と日本人の幸せ感は変わった。

自分と家族の幸せだけでなく、他人の幸せも大切にする価値観を大切にするに。

T社を含む大企業、中小企業が舵を切れは日本は変わると思う。T社の影響は大きい、期待したい。

「選ばれる大企業、捨てられる大企業」

坂本会長、再執筆中だ。

読んでネットを調べた。
どうも欧米では下請けは少ないようだ。
下請けは日本独特のものかもしれない。

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