仕事は祭りだ!(e-no株式会社:旧沖縄教育出版)

e-no株式会社、旧沖縄教育出版さんにお邪魔して、社員の方から話を伺う機会を得ました。同社はご存知の通り、日本一長い朝礼や全ての人が生き生きと働く会社として著名な会社です。「全員主役の感動創造企業」は、社員さん達は年齢、性別、障害の有無、社員・パートといった立場を超えて、「共に学び、共に育ち、共に働き、共に生き」ています。同社は健康食品や化粧品の通信販売を行っていますが、「沖縄教育出版」という旧社名もあってか、なんとなく福祉的なイメージを持ちながらお邪魔しました。

いい会社さんはどこにお邪魔してもとにかく社員さんの表情が生き生きとしているものです。今回対応してくださった社員さんもとても笑顔が素敵な方でした。
同社の強みは徹底したアフターフォローで、それを支えるのはほとんどが女性のスタッフです。彼女たちがヘッドマイクを装着してお客様と話している様子を拝見することができたのですが、まるで親戚と話しているようでとにかく楽しそうなのです。同社には一切マニュアルがありません。ということは、各スタッフが自分なりに真摯に業務に向き合い、工夫をしないといけない。また自分たちの商品に誇りをもてなければ、堂々とお客様に相対することもできません。お邪魔する前に勝手に描いていた「福祉的な」イメージは、いい意味で吹っ飛びました。同社にはたくさんの珠玉の言葉がありますが、「仕事は祭りだ!」の真の意味を、お邪魔してようやくのみ込むことができました。

またe-noの雰囲気はとてもフラットです。「全員主役」という社憲が会社の隅々まで行き渡っているようです。特に象徴的なのは、入口に一番近いところに社長席があること。入れ代わり立ち代わりフランクに社員さん達が打合せにやってきます。
この風土に欠かせないのが日本一長く、そして楽しい朝礼です。朝礼は「全員主役」という社憲を確認し共有し合う場所となっているようです。新入社員は立場などに関係なく全員が1か月にわたって毎日スピーチをするそうです。ネタを考えるのは大変では?などと思いましたが、考えながら密度の濃い時間を過ごさざるを得ない毎日は、気付きの連続でしょう。その日々を経て、新しいメンバーが会社の主役の一人となっていくのですね。

左に見える台は、朝礼で使用する「お立ち台」です。

ところでe-noのふき取りクレンジング水を使ってみました。「こんなに汚れているの!?」と面白いくらい良く落ちるのですが、肌への負担感がなくてとても気に入りました。e-noの経営だけでなく、この素晴らしい商品達がもっともっと話題になってほしい!

人を大切にする経営人財塾生 橋本 和世

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