決意の経営者、ポラリスの森 剛士さん

みなさまのご多幸をお祈りいたします。

さて、今年、私が会いに行きたい経営者の一人が、ポラリスの森剛士さんです。シングルマザーの「働く、預ける、住まい」を問題解決する「ママ幸プロジェクト」!を含め、保育や自立支援介護など、医療福祉の面から、社会を良くするwin winの仕組みを考え実行されているからです。以下、森さんのFacebookから引用します。

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みなさま明けましておめでとう御座います。

平成31年の初仕事は平成30年の振り返りから

まずはエクイティに奔走した一年でした。11月には4.5億円の第三者割当増資を実施しました。全ては自立支援介護を日本に、アジアに、そして世界に広げるために。

Panasonicとの業務提携、ミサワホーム、幸和製作所、メディカルシステムネットワーク各社との資本業務提携、KIBOWからの追加出資、金融機関系からも二社出資を頂きました。自立支援介護のプラットフォーム構築に向けていいスタートが切れました。あとはコレクティブインパクトに向けて、商社、保険会社、介護ソフト、大学、介護職養成校、国、地方自治体、そして政治家です。全て準備は進んでいますが、一言。

「自立支援介護を、ポラリスをもっと活用して下さい。」

アジアに自立支援を広げるためのスタートの年、アジアの可能性を大いに感じた年でもありました。ベトナムはハノイ3回、ホーチミンやベンチェに加えタイ、シンガポール。経産省やJICAの補助金事業も採択され、アジア健康構想や未来投資会議に絡んで、内閣官房健康医療戦略室の皆様には大変お世話になりました。

11月にはドイツへ視察にいきました。アジアの技能実習生はなぜドイツに行くのか、ドイツは本当に重度重視なのか、ドイツには自立支援介護が入り込む余地はあるのか、自分の目で確かめにいきました。

アジアの若者をドイツや台湾でなく、また製造業やホテル業、飲食業ではなく日本の自立支援介護に向けさせる具体的な策が見えてきました。そしてドイツは介護予防、地域包括ケアに向かっています。

さらに年末に嬉しいニュース。大阪万博です。関西から自立支援介護を世界へ発信するには絶対に必要なイベントです。舞台となる夢洲の隣は日本最大の常設福祉展示場を運営するATCエイジレスセンターのある咲洲。ここを、自立支援介護のハブにする計画を進めてきました。

そして平成31年は平成30年に進めてきた事をさらに昇華させます。

最後に社内の事を。最優先で採用、研修、評価を強化し社内風土を改善して離職を減らします。シングルマザーにフォーカスをあて「住むところ」、「預けるところ」、「働くところ」を一体的に提供する「ママ幸プロジェクト」、介護保険を卒業した高齢者に活躍の場を提供する「ジジババプロジェクト」をスタートします。

短期滞在型、自立支援型サ高住、有料老人ホームを立ち上げます。自立支援型デイサービスと並んで地域包括ケアシステムに自立支援の血液を流すには必須になります。自立支援介護スタッフの派遣業をスタートします。全て世界初の取り組みです。

来年の3月にはミサワホーム様等と浦安で、これも世界初の試みとなる複合施設がオープンします。病院、クリニック、薬局、有料老人ホーム、デイサービスを自立支援介護で繋ぎます。

ガバナンスを強化しIPOの準備を進めます。誰とバスに乗るかを明確にします。生産性と自立支援介護力、リスクマネジメントを強化します。

ポラリスという会社に対してもっとエネルギーを注がなければいけないとは思っています。ただ、わたしの中のミッションはポラリスを大きくする事ではなく、自立支援のプラットフォームをつくり世の中を良くする事なのです。

最後に、色々な方々との出会い、ご縁に心から感謝致します。

全ては、一人でも多くの高齢者を元気にするために。正しい自立支援介護の普及に努めます。

常にワクワクで。

(人を大切にする経営学会 東北支部 本田佳世子)

           

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