別府 太陽の家  宮崎県 都城市 星の空

9月26日から27日にかけて「神田経営者クラブ」、「静岡県中小企業経営革新フォーラム21(浜松市で開催)」、「福井経営革新フォーラム21」の30名を超すメンバーが別府駅に集合しバスに乗った。毎年の行事だ。

1. 別府太陽の家

太陽の家は全国にあり障がい者が生き生きと働く場を提供している。
別府は別格だ。創業者は若き57歳で無くなった「中村 裕」だ。障がい者も一人の働く人間として全国に何回も何回も足を運んで、オムロン、ソニ-、ホンダ、三菱商事、デンソ-、富士通エフサス等を動かした。一大工場団地といって良いだろう。

デンソーも働く場を提供している。元々は豊田の電装部の赤字の部門で、独立後、更に経営が悪化して社員の三分の一をリストラを切らざるを得ない結果になっている。デンソ-はトヨタグル-プでも異質の企業だが、創業時の苦い経験から、豊田の名前は使わない。人を大切にする精神が根付いている。
障がい者雇用、トヨタは障がい者雇用をどの程度やっているか分からないがトヨタにその精神があればかなり変わったと思うが今でも協力会社を叩いている。自動車が100年に一度の転換期であるなら姿勢を改めたい。
「日本でいちばん大切にしたい会社大賞」はまだだと信じられない。

2.星の空

別府から狂気の沙汰で4~5時間をかけて鹿児島県境の宮崎県都城市の「星の空」を訪問した。5年程前に坂本ゼミの合宿で訪れて以来の訪問だ。前回より建物も広くなり、外のテラスでは星の空が見える。

美味しい食事で彼女を誘えばOKの返事がある確率が高い。店員さんの退職が相次ぎ紫村社長が出会った本が坂本会長の「日本でいちばん大切にする (1)」だ。今では2,3、4、5、6まで出て累計70万部以上、1だけで50万部出ている。1は多くの日本人の心を打った。社員とその家族を第一に関連する全ての人々の幸せの考えが心ある人々には浸透しつつある。
地元でも知れ渡り、中々、予約のとれないレストランだ。

「人を大切にする経営学会」
中部支部
知野 進一郎
次週に続く。

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