動機は正しいか正しくないか、自然か不自然ではないか

坂本ゼミ学生時代に、坂本先生の教え方で驚いたことがあります。それは経営学の知識偏重ではなくて、意外にも、生徒の心の在り方を正すことに注力されていたことです。

具体的には、授業開始に、福島県郡山市の菓子屋・柏屋さんが社会貢献に発刊している「子どもの夢の青い窓」の子どもが書いた詩を生徒に読ませて、汚れちまった(私だけかも)社会人学生の心を感動で洗い流してからスタートされることが多々ありました。

また特別授業では、福島市のアポロガス篠木社長の「心のコップを上に上げる人財育成」を社長自ら講義される特別授業をもうけるなど、どんな気持ち(感情、思考)で仕事に当たるのかの重要性を、繰り返し繰り返し教えてくださいました。

ある時、不肖の弟子の私が調子に乗って自己チューな言動をとった時には、厳しい表情をされ、瞬間、「ヤバイ、やってしもうた」と身がすくみました(失笑)。昔、小学校の時、道徳の授業がありましたが、それを何十年ぶりかで再授講していた感があります。

生徒には「動機は正しいか正しくないか、自然であるか不自然ではないか」と常に問うておられました。

最近メンタルの先生から学んだパフォーマンス向上の方程式は、「パフォーマンス=何を×どんな気持ち(感情、思考)で」なのですが、正にその「気持ち」に坂本先生は注目し、教育をしてくださいました。

坂本先生から学んだことはたくさんありますが、この心の在り方を正すことは、強く印象に残っています。

(人を大切にする経営学会 東北支部 本田佳世子)

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