会長、社長の自然な心は生き生きと浜松市に根を張る。

12日に「静新21世紀ビジネス塾」でビルメンテナンス会社の今年の「日本でいちばん大切にしたい会社大賞、厚生労働省大臣賞」を受賞した静岡県浜松市の「共同」の有賀社長が登壇した。
「会社の目的は売上シェアを高めることではなく関連する全ての人々を幸せにすること」を実践されている。

会長はいるが有賀社長が株を持ち事実上のオーナーだ。
社長が高校生の時にアルバイトして、卒業して著名な企業に就職したが2か月で嫌気がさして辞めた。多分、売上至上主義の会社だったと思う。やむを得ず、共同に入社した。1983年19歳の時だった。
ノルマ等があり離職率も高かった。

2004年に社長になり、社員時代に嫌だったことを一つずつ無くしていった。
ビルメンテナンス会社は日本でいちばん大切にしたい会社大賞に「さんびる」、「四国管財」とあるが、社員はそこで働いていることを恥じていた。それを知り社長は改革した。社長は社員とその家族を第一に関連する全ての人々の幸せを考えた訳ではないと思う。同じ人間として、共同は毎月300万円、年間3600万円の大得意先が無理難題を言うので切った。社員は社長の心づかいに感謝しそれ以上の売上をもたらす。社長の仕事に社員が働き易い環境を作ることがあるが福利厚生等ばかりではない。会計事務所で顧問料は高額だったが無理難題を言うので職員がノイロ-ゼで退職した。売上至上主義の多くの会社であることだと思う。社長は数年後に逮捕された新聞記事を見た。

グル-プ会社のアルバイト、パ-トを含めると社員の総数は470名。内、70歳以上は30%になる。他社を定年退職して共同で生きがいを感じる。18歳から85歳、85歳は2名もいる。85戸建ての我が家のマンションの管理員も近い年齢だが元気で力もある。定年だったが住民の希望により2回延長している。管理会社が定年のない管理員の会社を見つけてきた。

先人がいたから今がある。社業の歴史に感謝する。
グル-プ3社の後継社長を作り65歳で次の世代に譲る。
会社は世のため人のためにある。社長のためにあるのではない。会長、社長の自然な心は生き生きと浜松市に根を張る。

「人を大切にする経営学会」
中部支部
知野 進一郎

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