新年に向けて思うこと ~基軸の再認識~【No90 2019/12/31】

皆さま、いつもブログをご覧いただき大変ありがとうございます。
毎週火曜日は【火曜日・元ゼミ生通信】です。
2019年も本日が大晦日です。今週はいつもの法政大学大学院在籍期間のいい会社の視察内容とは異なる意識で文章を書いてみました。ご了承ください。

●正しいか正しくないか、自然か不自然か
2012~2018年まで6年間、法政大学大学院 政策創造研究科で坂本光司先生のもと学ばせていただいた中で
・正しいか正しくないか
・自然か不自然か
という基軸は今も思考の中で大切なものになっています。

最近、身の回りを見ていると現代社会は不自然な物事が想像以上に多いと感じるようになりました。具体的な話は割愛しますが、企業のあり方やそこから生まれる製品・サービスも同様です。
さらに現代では人の言動だけでなく潜在意識も時代に大きく影響を受けていて生き方や人間性をも時代のスピードに相関するように急激に変容しているように感じます。
中でも“食べ物”には不自然なものが目につきます。工業製品のような食べ物は人間を製品化しているように感じてしまうほどです。
よい食べものは心身ともに健康になり、何よりも食べた時の身体に沁みるような美味しさは格別です。

そんな中、家庭菜園(無化学肥料・無農薬)で野菜作りを細々と始めています。また自然栽培をしている人のお話や固定種・在来種を守っている人の想いに触れて、自分なりの理解が進んでいるところです。
従来の日本で蓄積された生活の知恵に触れていくうちに、昔の暦(太陰太陽暦)にも興味が広がりました。
例えば雷がよく鳴る年は豊作という言い伝えや、新月に種まきをすると芽が出やすいなどです。雷は大気中の窒素を天然肥料として地中に固定し、新月の引力は地上の種を目覚めさせているようです。

“自然であること”、“正しいこと”を自分なりに思考を進めた結果、「旧暦(太陰太陽暦)」や
「無化学肥料・無農薬栽培」に繋がりました。
さらに今は障がい者の皆さんと菜園活動を一緒にする機会をいただいています。農福連携を見据えた活動を目指したいと考えています。

●利他
そしてもうひとつ大切な基軸は 利他 です。
坂本光司先生からも常日頃から人として自利ではなく利他だと教えていただきました。
随分前にアインシュタイン博士が来日したとき、
ある学生の“人は何のために生きているのですか?”という質問に対して、
“人の生きる目的は回りの人を幸せにすること”と答えたそうです。
また「働く」とは「はたをらくにする」という事も耳にします。
人は一人では生きていけないと考えれば、家族や親族、地域、会社など組織の中で人と人が共感共鳴して繋がりあって生きることが自然な姿なのだと思います。
つまり“人は人のために生きることが正しく自然な姿”なのだ考えるようになりました。

●障がい者の皆さんに教えられたこと
障がい者の皆さんと菜園で一緒に過ごす時間はなぜか自然な時間が流れるように感じます。さまざまな出来事はありますが、自分の狭い視野や固定観念が恥ずかしくなることが多々あります。自分の方が“社会人間的な障害者”ではないでしょうか。
一般社会ではストレスを与えあうような出来事が多い中、障がい者の皆さんとの現場はストレスとは無縁に近いのです。

これからは大切な基軸を心の中心に据えながら、
同時に、何が正しいか・何が自然か見極めるために生涯を通して自分自身を成長させ続けなければならないことを教えてもらいました。
利他の探求も同様に自身の心を磨き続けなければなりません。

ある人が“もし障がい者を認定する区分が300くらいあればだれでも障がい者”(現在は7区分)といっていたことが頭だけではなくすこしずつからだで理解できるようになりました。
これからは新しいステージに進んでみようと思っています。

***補足***
この投稿では2012/4~2018/3までの6年間法政大学大学院 政策創造研究科 坂本研究室で経験した【いい会社視察】・【プロジェクト】・【授業で学んだこと】を中心に、毎週火曜日にお届けしております。個人的な認識をもとにした投稿になりますので、間違いや誤解をまねく表現等あった場合はご容赦いただければ幸いです。(人を大切にする経営学会会員;桝谷光洋)

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