目に見えにくい気持ち、思考、気持ちにポイントを当てる

坂本ゼミで坂本先生から学んだことで、初めに意外と思ったことは、坂本先生が人の気持ちに重点を置いていたことです。「経営学は人間学」と仰っていました。

「人を大切にする経営学講義」の中で、人の気持ちや感情に言及するところをチェックしたり、意識して読まれると面白いと思います。

特に、「第9章の人財経営とは」には、人財育成力、人財発掘力、人財評価力など、人財とどう向き合うべきか、が書かれてあります。中でも私が好きな文章を挙げます。

「いい企業の経営者や管理者は、自身の最大の仕事・使命を、部下(フェローあるいはメンバー)を育成し、幸せにすることと心得ている」

「いい企業に、もともと人財が豊富にいたわけではない。普通の人々を素晴らしい人財に変身させてしまう、見事な組織風土、企業文化が形成されているのである。」

「(離職への)最たる対策は、その企業に所属することの喜びを、かみしめられるような経営をすることである。」

目に見えにくい気持ち、思考、感情にポイントを当てているところが、ミソと思われます。

メンタルでは、「パフォーマンスの方程式=何を×どんな気持ちで」といわれます。社員が、どんな気持ち、でいるかに気を向けることが大事です。

特に、「辛い、イヤだ」などの気持ちは表出しにくいです。「辛い、助けてくれ」と、仲間や上司に心のうちを漏らせる人間関係をつくることが大事です。そんな心のうちを漏らせる心理的安心・安全がある職場、「俺も同じ失敗があったよ」と先輩や上司が言って部下を承認してあげられる職場、そんな職場に所属していたい!と思うのが人情というものです。

(人を大切にする経営学会 本田佳世子)

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